路の途中

35歳からジョギングを始め、今もゴールを目指してさまよい続ける市民ランナーの記録。

野辺山完走記2014②

2014年05月20日 05時44分19秒 | Weblog
コース最高地点は突然あらわれる。
今年もそうだった。
延々と山の中のがたがた道を登っていくと、人だかりがしているところがある。
およそ20キロ地点、標高1908m。
記念撮影をする人たちの人だかりだ。
私にとっては7回目の通過なのでここは普通に通り過ぎる。

下りが苦手な私にとって意識している下り坂が3か所ある。
①最高地点を超えてからの5Km続く急な下り坂。
②稲子湯過ぎの登りを超えてからの36キロから42キロまでの下り坂。
③馬越え峠を越えてから(79キロ)から83キロ地点までの急な下り坂。

①は石交じりのがたがた道なので、足の置場に注意しながら下っていく。
参加したころはここを調子に乗って激下りをしてひざを痛めリタイアしたこともあるのでくだりには慎重になった。
昨年あたりから、下りのコツをつかみ抜かれる一方ということは無くなった。
下りが苦手な人を抜かすことができるのがうれしくてついペースアップしてしまうのを抑えるのが大変だ。
35キロの稲子湯の手前1Kmは結構なのぼりで歩く人が多い。
今年ののぼりの自分基準は、
つまり、歩くか走るかの基準は
「普通に走っても、歩く人より遅くなったら歩く」
ちょっとわかりにくいかな?
頑張らないと歩く人より速くないのだったら、足にダメージを抱えるので歩くということ。
この稲子湯手前の急な上り坂は、淡々と(ゆっくりだが)走り続けることができた。

稲子湯(35キロのエイド)では、お汁粉が出る。これが楽しみでここを走ってきた。
お汁粉2杯、ドリンク2杯、おにぎり1個食べ、1個持ってエイドを出る。
食べ過ぎたのでここからの登りはおなかが落ち着くまで15分間歩くことにした。
のぼりを走るのは比較的得意だったが、登りを歩くのはとても苦手だった。
今年は登りあるきをいつもよりは意識してジムで練習してきた。
ここの登りは15分、多くの人を抜かし、練習の効果が出ていると喜んでいた。