一昨日から横手市史のお勉強を始め、2日ほどひたすら打ち込みマシン状態でキーボードをたたいていましたので、今日は気分転換で、宮城県多賀城市まで弾丸ツアーとなりました。高速道路で3時間ほど、軽く昼食を済ませて、最初に目的の東北歴史博物館に。
入館料460円。常設展示は、名前の通り、宮城を中心とした東北の歴史の展示。一通り見ると、東北の歴史の話が分かるようになっていますが、探している蝦夷側から見た歴史展示ではなく、学校の教科書にあるヤマト王権側から見た歴史の話になっていて、少し期待外れでした。建物自体はかなり大規模ですが、展示スペースはほんの一部で、博物館と名前がついていますが、発掘調査などのフィールドワークを行う部門の方が大きいのか、などと考えてしまいました。
次に近くに多賀城埋蔵文化調査センターというのがあったので、そちらにも立ち寄りました。こちらは多賀城市文化センターに併設された施設で、入館料は無料。こちらは奈良時代(720年頃)に、中央政府が未服従の「蝦夷」と呼ばれる人に対して支配を進める拠点として造営された多賀城(政庁)跡に特化した展示施設です。一部屋だけの規模の小さなもので、興味のない人なら10分ほどで見終えるほど。
決して展示では深堀していないので、あっさり終わってしまいましたが、昨日打ち込みをしていてなんだろうと思っていた「漆紙文書」というものの説明があり、それはつい見入ってしまいました。
最後に多賀城址に行きましたが、残念ながら大規模工事中で、駐車場周辺は入ることすら出来ず、小高い所にある政庁跡は誰もおらず、熊鈴を持ってくる必要を感じるほどでした。素人が遺跡を見ても、何がわかると云うわけではないのですが。それでも、ちょっとはお勉強した気分になりました。
本日は暑さもあったので、3カ所巡って帰路につきました。
一時のち
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます