(豊川油田、中野R-5井)
今日は秋田市に所用があり、空いた時間に秋田市から潟上市に広がっていた油田地帯を散策。まずは先月、お勉強した豊川油田。道の駅昭和・ブルーメッセ秋田近くの丘陵地帯にあります。以前一度来たことがあるため、大体の場所はわかります。
(豊川油田、ポンピングパワーユニット)
豊川油田は、最初は土瀝青(天然アスファルト)の採取地で、その歴史は縄文時代まで遡り、ここで採取されたアスファルトは北海道から新潟辺りまで使われていたとのこと。昭和になると、油田として開発され、戦後まで多くの油井が林立していたといいます。今では油井もほとんど見られず、「夏草や兵どもが夢の跡」状態になっています。それでも動力源のパワーユニットなども残されており、週末には展示室も利用できるようで、地元の方が保存・宣伝活動を行っているようです。
(黒川油田。貯油タンク)
山を一つ越えた黒川地区は、日本石油→帝国石油と経営を変えながらも日本最大規模の油田として知られたところ。ここもさすがにその遺構はほとんど残されておらず、ほぼどん詰まりに簡易貯油タンクと油井がみられるだけとなっていました。
(外旭川油田、SR-86井・稼働中)
帰りに外旭川油田の稼働中の油井の撮影。ここは住宅地や商業地のど真ん中にあります。
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