8時、起床。雨が降っている。暖かな雨だ。
ウィンナー、レタス、トースト、紅茶の朝食。
「甘味あらい」のご主人が急逝されてから1年半が経つ。ある用件があって奥様と電話で話をする。お店を畳まれてから会社務めをされている。お元気そうな声だった。ある用件というのは、いま書いている原稿の中で、「甘味あらい」のことに触れているのだが、そこで私が撮ってブログにも載せている「甘味あらい」のあんみつの写真を使いたいと考えているので、その許可を得ておきたかったのである。たんに「甘味あらい」の思い出を書くだけなら許可はいらないと思うが、ご主人の「作品」であるあんみつの写真を使うとなると、やはり奥様にひと言お断りしておくべきだろうと考えたのである。奥様は快諾してくださった。
午後2時頃、家を出る。電車に乗る前に「まやんち」へ寄る。昼食にキッシュでも食べようと思ったのだが、今週から「ダージリン春摘みセット」というのがメニューに出ていて、スタッフのモモコさんが勧めてくださったので、注文することにした。
スイーツは3種盛り合わせ。パイナップルケーキ、ドライフルーツのパウンドケーキ、サクサクココナッツ。パイナップルケーキはパイナップルの餡をソフトケーキで包んだもの。実に爽やかな味わいのスイーツだ。ダージリンはハッピーバレー茶園産とシンブリ茶園産のどちらかを選ぶのだが、モモコさんの勧めにしたがってシンブリ茶園産のものにした。
支払いのとき、店主のまゆみさんから、「まやんち」が企画している「お見合いパーティー」のことで協力してほしいと言われる。私は結婚しているのでパーティーには参加はできませんと言うと、そうではなくて、知り合いに独身の男性がいたら「お見合いパーティー」のことを宣伝してほしいとのことだった。今回で16回目で、これまでに3組のカップルが生まれているそうだ。募集人数は男女各12名で、すでに女性は12名に達しているので、男性(30代、40代)の参加者を募集中とのこと。
東京駅丸の内北口前の横断歩道
お菓子だけでは昼食としては不十分なので、神楽坂で途中下車して、「トンボロ」でトーストとコーヒー。
研究室で夕方まで仕事をして、6時半から高田馬場でゼミ三期生の飲み会に出席。12名が参加して、なかなかにぎやかな会になった。
恋愛について熱く語るN君 熱心に聞き入るBさん、Iさん、Hさん、Tさん
卒業してまだ一か月半だから、在学中と印象は変わらない(留年して毎週私の演習に出ている者もいる)。変わっていくのはこれからだろう。でも、人間、そうは変わらないものだとも思う。
いま、ゼミでは五期生が入ってきて、これからゼミで勉強してみたいテーマについて語り始めているところだ。卒業していく学生たちがいれば、新しく入ってくる学生たちがいる。私が日々教室で接する学生たちの人数はほぼ一定である。しかし、それは「量」についての話であって、三期生が五期生に置き換わったわけではない。三期生は唯一無二の存在である。私が彼らのことを忘れることはない。
帰りの東西線の車中から、今日の会を開くために尽力してくれたHさんにお礼のメールを出す。
今日は、みんなの顔を見れて、みんなと話ができて、よかったです。
君のおかげです。どうもありがとう。
お礼に、君がこれからもずっと笑顔の日々を送れるように、魔法をかけてあげましょう。
ちちんぷいぷい!
また会いましょう。