7時、起床。月曜日には授業を担当していないので、他の用事がない限り、大学には出ない。なので今日は祝日だけれども大学歴では授業のある月曜日であることを失念していて(つまり今日まで大学もGWで休みなのだと思っていた)、たまたまツイッターのタイムラインで、同僚の長谷先生が「本日より授業再開」とつぶやいるのを見て、「あっ、そうか」と思った。長谷先生のそのつぶやきに「知りませんでした(笑)」と返信したら、ちょうと同じタイミングで、長谷先生は私のブログを読んでいたらしく、「ハセパン、パセパンと喧しい」とつぶやいていた。
ハムサンドと牛乳の朝食。ハムは厚切りにすると旨さがアップする。
連休中に片付けないとならない仕事(原稿以外)を今日一日で片付ける。昼食は自宅でとったので、外には一歩も出なかった。撮った写真は朝の食卓の一枚のみ。ブログに簡単に写真がアップできるようになってから、たくさん写真を撮った日はアップする写真も多くなりがちだが、やはりアップする写真は厳選した方がいい。それは文章を書く場合に、字数制限があった方が文章にしまりが出るのと同じことだ。
先日の小旅行の往き帰りの特急「あずさ」の車中で読んだ沢木耕太郎『旅の窓』(幻冬舎)は、見開き2頁に一枚の写真とそれに添えた文章で構成されているスタイリッシュな本だ。選ばれた写真はどれも彼が旅先で何気なくとったスナップだ。何気なく撮ったということは、そこに何かしら心惹かれるものがあったからで、そのときはそれが何であるかに気づかなくても、あとからそれが何であったのかに思い至ることがある。写真に添えられた文章はその「何か」について語ったものである。
私もたまに、毎日一枚の写真とそれに添えた文章だけのブログを書いてみたい、という思いに駆られることがある。シンプルライフは私の座右の銘だが、そうであれば、日々の生活をつづるブログもシンプルなものであるべきではないかと思うわけである。しかし、実際の私のブログはバザールのように雑多な要素で構成されている。実態がそうだから、シンプルライフに憧れるのだろう。