9時、起床。
トースト(はちみつ+オリーブオイル)、ベーコン&エッグ、サラダ、牛乳、コーヒーの朝食。
本日の『おかえりモネ』。山を離れる(東京へ行く)ことを山の人たち(とくにさやかさん)へ伝えるモネ。立つ鳥跡を濁さず。それはいいのだが、東京での生活のプラン(住む場所とか働くところとか)は立っているのかしら。まさかとりあえず上京するというわけではないだろうね。
昨日のブログを書いてアップする。
午後1時から大学院の演習(オンライン)。
授業の開始前にコンビニおにぎりの昼食。
今日のテキストは井上章一「愛の場所をめぐって」。ここでいう「愛の場所」とはラブホテルのことである。江戸の遊郭から、待合を通って、現代のラブホテルにいたるまでの性愛空間の変遷について語る。中学生の頃、学校のすぐ隣に黒塀に囲われた旅館があって、なぜ観光地でもないこんな場所に旅館があるのかを知らなかった私に同級生がその旅館の存在理由について(つまり「連れ込み旅館」というものについて)話してくれた。そのとき私がどんな感想を言ったのかは覚えていないが、教育空間と性愛空間が道を一つ隔てて隣接しているということに、世界を見る目が少し変わったであろうことは間違いない。
演習の後、引き続き院生の研究指導。終わったのは4時半ごろ。
梅雨明けを思わせる空だ。
散歩に出る。
ラストオーダー(5時半)ぎりぎりの「スリック」に顔を出す。
今日からグレープフルーツのセパレートティーが始まった。待ってました!
シフォンケーキはキャラメル&岩塩。塩キャラメといわないのは出来合いの塩キャラメルと使っているわけではなく、自家製のキャラメルと岩塩を使っているからである。これがセパレートティーと合うのである。
澤田瞳子さんの直木賞受賞を話題にする。受賞作の『星落ちて、なお』の内容を紹介しようと、「主人公の女性の父親は日本画家の河鍋・・・」と私が言うと、「河鍋暁斎ですか?」とマダムが間髪を入れずに言ったので、「河鍋暁斎をご存じでなんですか」と聞くと、「はい、娘がいま取り組んでいる卒論のテーマなんです」という。それは、それは。マダムはその場でアマゾンに『星落ちて、なお』を注文した。読まれたら感想を語り合いましょう。
店を出たのは6時半近く。
雲に躍動感がある。夏がやってきたんだと思う。
帰宅して、本日公開のオンデマンド講義のレビューシートのチェック。中央図書館の近くのジャズ喫茶「ナッティ」に行ってみましたということを書いて来た学生がいた。気に入ったようで、これから馴染みのカフェ(サードプレイス)とすべく足しげく通うつもりだそうだ。この学生は知らないのだが、「ナッティ」のマスターと私は顔なじみである。というのは、ご主人は以前、蒲田で「サッチモ」という名の花屋さんをしていた方である。店名からわかるとおりジャズが好きで、好きが昂じて、花屋をたたみ、早稲田にジャズ喫茶を開店したのはもう何年前のことになるかしら。
夕食は照り焼き地鶏丼、チーズ蒲鉾、大根の味噌汁、お新香(白菜)。
食事をしながら『プレバト』を追っかけ再生で観る。
明日のゼミの資料(レジュメ)に目を通す。
風呂から出て、今日の日記とブログ。
2時過ぎに就寝。