フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

2月8日(日) 雨のち晴れ

2015-02-09 10:25:27 | Weblog

8時半、起床。

トースト、サラダ(炒り卵、トマト、パイナップル、レタス)、紅茶の朝食。

昼食は「phono kafe」に食べに行く。雨降りだからお客が少ないだろうと予想していたが、テーブルが1つ空いているだけで(奥の和室も埋まっている)、私が座って満席になった。

おにぎりセットと惣菜を一品(ごぼうのフリット)を注文。

日曜と月曜はテラソマさんが手伝いに来る日。

「写真は下からよりも顔を同じ高さで撮ってもらった方が写真写りがいいそうなんで」と言いながら、テラソマさんが体を沈めてきたが、なんだかヤンキーが「おひかえなすって」と仁義を切っているように見える。

バレンタイン期間限定の「phono kafe」特製チョコレート。一日5箱の限定商品で、1300円。

4種8個のトリフ型のチョコレートが詰まっている。オーガニックくるみ、自家製夏みかんピール、ドライいちじくとくるみ、ドライクランベリー。

「phono kafe」を出て、カフェの梯子。「カフェドコバ」へ。

私にとっては「phono kafe」はおしゃべりカフェで、「カフェドコバ」は物思いカフェ。同じくカフェでも機能が違う。

ソフトブレンドを注文し、鞄に入れて来て野沢尚『恋愛時代』(幻冬舎、1996年)を読む。20年近く前に書かれた小説で、野沢には珍しい100%の恋愛小説である。発行されてすぐに購入したが、長らく書庫の片隅に眠っていた本である。

「カフェドコバ」ではソフトブレンドは二杯目をサービスしてくれる。以前は、「お替りいたしましょうか?」と聞かれたが、最近は、カップが空になると黙って二杯目を注いでくれるようになった。長居して本を読む客として認識されるようになったのである。

駅ビルで母に頼まれた商品券(快気祝い用)を購入してから帰宅する。

家を出るときは雨が降っていたが、もう上がっている。今夜は走ろうと思う。

夕食はおでん。写真を見ると、どんなにはんぺんが好きなのかと思うだろうが、はんぺんは妻と子供が好物で、私は好んでは食べない。

予定通り、22時台にランニング&ウォーキングを1時間。

帰宅して、風呂に入ってから、『流星ワゴン』第4話(録画)を観る。「現在」の悲惨な生活を再建するために「過去」であれこれ奮闘努力する主人公(西島秀俊)であるが、それがすべて空回りしてしまうのは、自分一人で何とかしようとするからである。「家族のために」という主観的な意図はいいのだが、それが彼の主観の中にだけとどまっていて、子どもの主観や妻の主観ときちんと相互作用(コミュニケーション)しないため、彼らの目には「自分勝手な父親」「自分勝手な夫」と映ってしまうのである。「仕事に忙しくて家庭を顧みない男」と「自分勝手に家族のために行動する男」は、ベクトルは正反対だが、自分勝手(自己中心的)という点では同じなのである。ストーリーは、当然、正→反→合と弁証法的に展開していくのであろう。