フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

2月14日(土) 晴れ

2015-02-15 10:28:37 | Weblog

8時、起床。

塩昆布茶漬けとサラダ(トマト、レタス)の朝食。

11時半に家を出て、南武線の鹿島田へ。

今日は論系ゼミ一期生(2011年卒)の4人、エリさん、ナホさん、サオリさん、リョウさんと「パン日和あをや」で食事会の約束がある。12時に鹿島田駅の改札で待ち合わせだが、少し早目に着く。まだ誰も来ていない。

リエさん(と息子のハルキ君)、ナホさんの二人が時間通りにやってくる。あとの二人、サオリさんは寝坊して遅刻、リョウさんは午前中に病院に寄ってから来るというので、一足先に3人(+1)で「パン日和あをや」へ。

場所をここにしたのは、リエさんが鹿島田の隣駅の平間に住んでいること、二階の和室が貸切にできるので小さなお子さんがいても気兼ねせずにすむこと、みんな私のブログでこの店のことを知っていてぜひ行ってみたいと思っていたこと、などの理由による。

二階の和室へ上がる。予約をしておいたので、すでにセッティングがされている。

生後11か月のハルキ君は私とは初対面。見知らぬ人がいるぞという顔でじっと私のことを見ている。

本日のスープはミネストローネ。「ここはただのイートインできるパン屋さんじゃありませんよ。パンの美味しいレストランです」と私は彼女らに言っておいたのだが、まさにその通りで、スープを一口すすって、二人とも「美味しい!」と声を上げた。

サーモンとクリームチーズとアボカドのサンドウィッチ。普通は2切れにカットされて出てくるが、今日は3切れにカットしていただいた。

一口かじって、「美味しい!」と二人。

ここでサオリさん登場。一期生のゼミ長である。

 オムレツのサンドウィッチ。

作り立てのオムレツが暖かいうちに召し上がれ。

ハルキ君を抱っこしてみる。

すぐに泣き出した。

定番メニューのBLTサンドウィッチ。(ほかにカレーチーズのサンドウィッチも注文したが写真を撮り忘れました)。

リョウさん登場。それではと、みんなで記念撮影。

私は知らなかったのだが、彼女たちは「F4」と呼ばれていた。周りがそう呼んでいたのか、自称だったのかはわからないが、「F」は「フラワー」のことで、「花の4人組」という意味らしい。卒業して丸4年が経とうとしているが、サオリさん、リエさん、リョウさんはすでに結婚し、ナホさんも最近婚約をして今夏に式をあげる予定である。論系ゼミ一期生ではほかにもキョウコさんとナナコさんが結婚しているので、3分の1が既婚ということである。もちろんこのデータからただちに「大久保ゼミの卒業生は結婚が早い」という結論を出すことは早計である。女性の結婚のタイミングには波があり、いまは第一波の時期にあるということだろう。「F4」は早婚グループなのだ。仲良しの4人がそろって早婚というのには、偶然ではなくて、先陣を切ったサオリさんの結婚に刺戟されてというのもあったのではないかと思う。恋愛から結婚に踏み出すにはそうした後押しも必要なのである。

季節限定のホットショコラとクロワッサン。この組み合わせはいい。クロワッサンをちぎってショコラに浸して食べるとクロワッサンがスイーツに変身する。奥さまに「ホットショコラはぜひ定番メニューに加えてください」とお願いしておいた。

ご主人に集合写真を撮っていただく(ハルキ君は座布団の上でスヤスヤお休み中)。

 

 

これから研究室で一仕事しなくてはならない私は、みなに見送られて一足先に失礼する。

早々に自分の家庭というものを築き始めた4人だが、家庭の外とのつながりを失うことのないようにしてほしい。家庭が大切な場所であることは言うまでもないが、重力の大きな場であるだけに、しばしば閉塞的な性質を帯びやすい。外部との交信・交流を忘れずに。4人の夫(および夫となる人)は地方や海外赴任の可能性のある人たちである。だからいま4人が東京圏に住んでいるというのは、一時的な、奇跡のような、事態なのかもしれない。新しい友人はその気になればこれからも作れるが、学生時代の友人というのはいまから作ることはできない。大切にしてください。

お土産にチョコレートとリエさんお手製のお菓子をいただく。

「パン日和あをや」のご夫妻にはお世話になりました。みなも大満足でした。ありがとうございます。

矢向駅まで歩き、南武線で川崎まで二駅、そこから東海道線で東京まで行き(京浜東北線に乗るより時間が短縮できる)、大手町から東西線に乗ると、1時間で大学に着く。3時半に到着。

今日、ゼミ論集の版下を完成せねばならない。

Hさんに来てもらえたのは心強い。

2時間で作業終了。300頁のゼミ論集の版下が完成した(ただし100%ではない。これに私がこれから書く「はじめに」が1頁加わる)。

「完成!」のVサインをするHさん。紅茶を淹れて、Hさんからいただいたお菓子を食べる。

彼女は4月から早稲田大学のライバル校といわれる私大の職員として働き始める。有能で責任感も強い人なので働き過ぎが心配だが、自分の世界をしっかりもっている人でもあるから、自分を見失うことはないだろう。

7時過ぎに帰宅。

夕食は鶏肉団子入り野菜スープ。