フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

2月11日(水) 晴れ

2015-02-12 09:49:59 | Weblog

8時半、起床。

カステラ、サラダ(炒り卵、トマト、レタス)、紅茶の朝食。

母から稲荷寿司をもらう。いろいろなものが入っている。錦糸卵、桜えび、切昆布。

私はその日一日の行動プランを朝(あるいは前日の就寝前)に立てる。小さなメモ用紙(ロディアの11番)に箇条書きにして済ませた順にチェックを入れていく。今日は午前中に(正しくは朝食から昼食までの間の時間帯に)短い原稿を一本書き、個人研究費の領収証の整理をする予定であった。しかし、実際には原稿は一文字も書けず、領収証は一枚も整理できなかった。急遽、妻のアドバイス(命令ともいう)で書斎の掃除をすることになったからだ。書斎は年末の大掃除をしなかった。机回りの最小限の掃除をしただけだった。なのでいずれかのタイミングで大掃除の必要があったのだが、妻のアドバス(命令ともいう)で、「いまからしましょう」ということになったのである。たくさんのものを捨てることになったが、その多くは紙類で、過去の授業の教材やレポート、会議の資料などである。ファイルボックスの半分くらいはそれで空になった。

昼食は焼きそばとお稲荷さん。

食後、疲れて昼寝をする。

夕方、トレーニングウェアーと鞄を入れておくための整理棚を「無印良品」に買いに行く。事前に電話して在庫を確認してから出かけたら、すでに梱包が済んでいて、レジに並ばずに支払いをすることができた。

駅ビルのパン屋で朝食用のパンを購入し、「小倉屋山本」で昆布の佃煮を4種(4つで千円だったのだ)を購入する。

クレープ屋の店先に雛祭り仕様のケーキが出ていた。世の中はいま今度の土曜日のバレンタインデー一色だが、「雛祭りのことも忘れないでね」と言っているようである。

夕食は豚しゃぶ。

深夜、ランニング&ウォーキングを1時間。

空は薄く雲が出て、星は見えないが、ただ一つ、天頂近くに輝いているのは木星である。先月7日に「衝」になったばかりと天文手帳に書いている。「衝」とは外惑星が地球を挟んで太陽と正反対の方向に来るこという。別の言い方をすれば、惑星の黄経と太陽の黄経との差が180度になることで、このとき外惑星は地球にもっとも接近する。当然、明るさも増す。シリウスの光度は-1.47だが、いまの木星は-2.6である。いまが一番の木星の見頃なのだ。

専門学校の回りの道を10周する。1つの角、横断歩道のところで若い男女がおしゃべりをしている。信号が替わるのを待っているのだろうと思ったが、2週目も3週目も彼らはそこにいる。この真冬の空の下でずっとおしゃべりをしているのだ。いったいいつまでそうやっているつもりだろう、風邪をひいちゃうぞと思っていたら、10周目のときには姿がなかった。