OBERON 日記

1999年1月25日。パソコン通信から始まった公開日記。
できれば、死ぬまで続けたい・・・(爆)。

ご自由に・・・

2010-04-13 12:25:25 | Weblog
さっきラジオで、「ご自由にお取りください」と置かれている品物について話してました。コンビニやレストランのレジ横の飴ちゃんだとか、中古レコード屋さんの「ご自由にお取りください」ワゴンだとか・・・意外に、あちこちで見かけるのだとか。

でも、わたしは・・・う~ん、ダメです。自由にお取りくださいと言われても・・・わたしには無理です(^^;。せいぜい、レストランでお勘定した時の飴くらいですか・・・それも、お店の人に「どうぞ」って言ってもらわないと手がでないと思います。

奥ゆかしいとか、そういうんじゃないんですよ。たぶん、怖いんですね、人が(爆)。「タダより高いものはない」的な怖いじゃないんですが・・・なんていうんだろう・・・タダで何かをもらうって、通常より一歩相手に踏み込むような、そんな感覚があって躊躇われるような気がします。

ラジオのDJさんが、中古レコード屋さんの「ご自由にお取りください」ワゴンで、名前も知らない人のCDを一枚貰って帰ってきて聞いたら、すごく良くてファンになったって仰っていて・・・お店の方は、そういう出会いの機会を作ってあげたいと思って「ご自由にお取りください」ワゴンを用意されているのだと思うので・・・一歩踏み込むことも、決して悪くないとは思うんですが、どうもなんだか不必要な警戒をしてしまうんですよね(^^;。

そうそう、わたしが、プライベートに撮る写真が、ほとんど自然のものなのは、人工物を撮るのが怖いからなんですよね。だって、人工物には必ず製作者や所有者が居るわけだから・・・その写真を撮るってことは、彼らに対して通常より一歩踏み込むことになるのが怖いんです。

ただし、「撮るな」と叱られたり、大げさですけど「オレのものを勝手に撮りやがった」と訴えられたりするのは平気なんです。いや、平気ではないですね・・・平気ではないですが、それだと逆に、通常より一歩相手に踏み込む怖さに関しては開放されるんですよね。交渉とか闘争とか、具体的な関わりになりますから、そうなると鬼のように強くなる性質なので(爆)。

だから・・・わたしにとって「自由」って、そんなに嬉しいものじゃないかって思うんです。自由であることこそが、何よりも拘束力をもつと思うんです。

なんて、ほんとに考えすぎだなって思ってるんですよ。色んなことが、さりげなく行えるカッコイイ大人になりたいなって、そう思ってます、はい(^^;。

『生声日記』
http://v-diary.at.webry.info/

『映画鑑賞感想文』
http://blog.goo.ne.jp/rotten-b/

『TV談義の掲示板』
http://www2.ezbbs.net/02/84q3eu/