ヌマンタの書斎

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素人判断ですが

2022-08-05 11:31:13 | 社会・政治・一般
有権者の投票により政治家を選ぶ民主主義国家にとって、有権者の判断に大きな影響を与えるマスコミの役割は重要だ。

その重要さにも関わらず、マスコミが適切な情報を報道しているとは言い難いのが、現在の日本の最大の問題だと云える。その典型が、所謂「徴用工問題と半導体輸出規制」だ。

先だっても元・通産省のエリート官僚で、現在は政治評論家をやっている古賀氏が、新しい日韓関係の再構築などとAERAで騒いでいた。この人、頭は良いけど馬鹿だ。

改めて、日本がなぜ韓国へのホワイト国指定を外して、輸出規制を行ったのかを整理したい。

1 イスラエルがイラン国内に於いてフッ化水素の特殊容器を発見。調べたところ、日本が韓国に輸出したものである可能性が高い。この容器は劇薬であるフッ化水素を保管できる特別なもので、日本を始め数か国でしか製造できない。もちろん韓国には作れない。

2 フッ化水素はウランの精製に使える、すなわちイランにおける高濃度ウランの生成に使われている可能性が高い。イランだけでなく、北コリアにも密輸されている可能性は高い。この報告をアメリカ経由で日本政府に伝えられる。

3 日本政府は韓国へフッ化水素及びその特殊容器の密輸出(国連の規制品)ではないかと問い合わせるが、文政権は無視。そこでこれまで認めていたホワイト国としての優遇措置を廃止して、輸出毎に詳細な報告を求めることにする。

4 韓国政府は実質輸出禁止措置だと大反発し、これを徴用工訴訟への報復だと騒ぎ出す。

5 イラン政府が突如、韓国に対して原油の輸出代金を支払うように強硬に主張し、韓国籍のタンカーを拿捕。

6 韓国、執拗に日本政府にホワイト国基準に戻すことを求めるが、安倍及び菅内閣は拒否。そこで韓国内での高濃度フッ化水素の製造を目指すが、成功したのたとの報道あれど、実際の生産には至らず。結局、迂回輸入で日本製を購入。

7 韓国で大統領の交替が起こり、それに連動して日本のマスコミが半導体素材の輸出規制解除による日韓政府の和解を求めると主張し出す。

さて、簡潔に箇条書きしてみたが、果たして日本は再び韓国を貿易上の優遇措置であるホワイト国指定に戻す必要、あるや否や?

なお、事実として確認できていないので書かなかったが、韓国はイランだけでなく、北にもフッ化水素など国際上の禁止物資を、瀬取りなどで密輸、横流しをした可能性が高い。そこで、日米だけでなく、オーストラリア、イギリス、フランスが半島周辺の海で警戒航行を行っています。

理由は公表されていないが、韓国がいくら流し目くれても、北は相手にしなくなったのは、日本の対韓国ホワイト国解除及び国連の名の下での密輸監視網がひかれてからです。

日本では、岸田内閣成立以降、一部のマスコミや政治家、言論人が日韓宥和と称して、まず日本が輸出管理強化を止めることを言いだしています。

私からすると、よほど核兵器が拡散するのを援助したいご様子。おかしなことに、日ごろ反原発を強く主張している人たちと重複しているのですよね。天に唾するというか、矛盾しまくりなのが非常に滑稽です。

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