ヌマンタの書斎

読書ブログが基本ですが、時事問題やら食事やら雑食性の記事を書いています。

WBC台湾戦

2013-03-18 12:07:00 | スポーツ
これだけ緊迫感のある試合は滅多にお目にかかれない。

確定申告の前は、連日帰宅が10時を過ぎる。その日は金曜日であったため、さらに遅く帰宅したのは11時近かった。天気予報でも観ようとTVを付けたら、まだ試合をやっていてビックリ。

同点に追いついた場面であり、思わず番組に見入ってしまった。それから試合が終わるまでの深夜、文字通りTVの前に釘づけであった。気が付いたらTVの前で正座して応援していましたね。こんなの、サッカーのワールドカップ以来、久しぶりである。

それにしてもよくぞ勝てたものです。台湾チームの気迫も凄かったけど、最終的には日本の粘り勝ちでしょうか。王建民というスーパーピッチャー以外は、どちらかといえば突出した選手のいない台湾に比して、日本チームは層が厚かった。交替で出てきた選手のレベルの高さが、試合を決めたように思います。

少し気になったのは、昨年日本一となった巨人の主力選手たちの不調でしょうか。長野にせよ阿部にせよ実績は十分なのにWBCではイマイチ。替わって井端や鳥谷といったどちらかといえば地味めな選手たちの活躍が目立つ。

昔ほどではないにせよ、マスコミは依然として巨人偏重であり、このように日本中の野球ファンの前で活躍できる充実感が巨人以外の選手たちを燃え上がらせたといったら言い過ぎであろうか。

もっとも不調が目立った巨人の選手たちも、オランダとの二連戦で目が覚めたのか、打ちまくっていたのが面白い。既にアメリカに渡り、準決勝に備えているようだが、気になるのが失点の多さ。

過去二連覇した時も、日本チームは決して攻撃力とりわけ長打力のあるチームではなかった。むしろ守りの堅さで勝ち上がったチームであった。もっといえば、優秀なピッチャー頼りのチームでもあった。

今回は松阪もダルビッシュもいない。率直に言ってスーパースター級のピッチャーに欠ける。楽天の田中は思ったほどには活躍できず、むしろ不調を伝えられた広島の前田が突出している。オランダ戦のコールド勝ちは、前田の好投が引き寄せたと云ってイイ。

決勝までの試合は、どこのチームが出てくるにせよ強豪ばかり。投手力がものをいうのは確かなので、田中、涌井、杉内といった投手陣の奮起を願いたいものです。

それにしても、アンチ巨人の私にとって巨人以外の選手の活躍は、殊更嬉しいものです。試合を観る時間はとれそうもないけど、期待したいものです。

追記 現在(3月18日)準決勝のプエルトリコ戦中、一点ビハインドのようですが、頑張って欲しいものです。
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