のろや

善男善女の皆様方、美術館へ行こうではありませんか。

ノミ話1

2005-12-29 | KLAUS NOMI
昨夜は大阪のミニシアター第七藝術劇場へ遠征して『ノミ・ソング』を観て参りました。
前に一回観たけれども。
DVDも持っているけれども。
のろの嫌いなレイトショーだけれども。
普段はレイトショーと聞くだけで行く気の失せるのろですが、ノミさんとあらば話は別です。

『ノミ・ソング』はクラウス・ノミというアーティストの伝記ドキュメンタリー映画です。
ノミさんがいかにスバラシイかを ふたこと みこと で語るのはとうてい不可能であります。
その姿をひと目に見たならば
ある人はコワイよと言い、またある人はキモイよと言い、またある人は絶句いたします。
友人には「奇人中の奇人」と評され
フランスでは堂々「今年度の火星人」の称号を賜り
写真家をして「両性具有性に魅かれた。男か女かというより、人間かどうかという点に」と言わしめるお方です。
のろはといえばそのお姿を見た瞬間、あまりのかわいらしさに打ちのめされた次第。
しかしその奇妙キテレツな仮面の下には
いい知れぬ真摯さと必死さと深い孤独があるのです。
とりあえず この場で多くは語りますまい。
危篤にもノミさんに興味を持たれた方は以下を御参照あれ。

http://www.thenomisong.com/
http://www.elephant-picture.jp/nomi/
http://perso.wanadoo.fr/klaus.nomi/
http://www.unosunosyunosceros.com/tRibuTO/Nomi.swf

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