読書な日々

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Win98からXPへ

2007年05月03日 | 日々の雑感
Win98からXPへ

連休になって思い切ってパソコンのOSをWin98からXPにバージョンアップした。まだ98を使っていたのかと笑われそうだけど、このパソコンを自作したのが2002年の連休で、ちょうどMeからXPに切り替わった直後で、XPというものがまだよく分かっていかなったので、自作パソコンに最新のOSを入れることに不安があったのだと思う。それにできるだけ費用を抑えたかったので、OSはWin98を使えば出費も要らないしと考えていたのだろう。

ところが世の中はいつの間にかXPからVistaへと移り変わっていき、Win98はマイクロソフトがUpdateさえしないということになったので、いろんなソフトのヴァージョンアップがWin98については行われなくなった。マシンは元気だし、そのスペックはWin98には十分すぎるほどのものなので、動きもすばやくて快適だし、このまま10年くらいは使い続けられないこともないのだけど、いずれはVistaなりに移行することを考えたら、このあたりでXPにしておいたほうがいいんじゃないというような気になってきたのだった。

でもいまのマシンをお蔵入りさせたくはない。ちょうどVistaへの移行期なので新聞なんかにはDellが盛んに格安のデスクトップを宣伝している。ディスプレイつきで65000円なんて。XPだけでもOEM版がどれ位するのか知らないけど、それでも1万円はするだろう。そうすると55000円でディスプレイと本体なんて、安すぎる。くらくらっと気持ちが動きそうになるのをこらえて、いやこのマシンをなんとかXPで使うんだ、と言い聞かせる。

XPにヴァージョンアップするといっても、いまのハードディスクをいったんフォーマットしてその上にXPをインストールすれば一番経済的なんだけど、もしXPのインストールに失敗した場合には、また一からWin98やらいつも使っているソフトをインストールして現在のような状態を作り上げなければならないことになる。それはごめんだ。というわけで新しくUltraATAの80GのHDを1万円くらいで買ってきた。もちろんヨドバシカメラだよ。ほんとあそこはポイントがいい。この1万円のHDのポイントでプリンタのインク(2300円くらい)が買えてしまうのだからねー。みんなヨドバシカメラいっちゃうよね。

さてケースを開けて内臓HDのコネクタをはずして、新しいHDに付け替える。Biosの設定を変えて、CDからブートするようにする。次にXPのインストール。一番心配していたのは、このAOpenのマザーボードを買ったのが2002年なのだけど、どうも作られたのは2001年でちょうどXPがでるかでないかという時期なために、XPに対応しているのかどうかが不明で、下手すると、Biosをヴァージョンアップするという、とんでもなく恐ろしいことをしなければならなくなるかもしれないという点だった。一応、AOpenのサイトからそのBiosをダウンロードしてフロッピーに入れておき、万が一というときのために備える。でもいざやってみると、するするーとなんと問題もなくインストールできた。ヤッホー!と叫びだしたいくらい、簡単でした。

XPのインストールが完了したら、いつも使っているソフトをインストールし、自分のデータをCDに焼いてあったので、コピーして、完了。自分でも驚くくらい簡単にできた。でもデータの移行にはけっこう準備していたのでうまく行ったわけで、じつは最初はノートパソコンに移行して、新たにインストールしたデスクトップとLANでつないでススーッと移行すればいいやと高をくくっていたのだが、どういうわけかこれがうまく行かない。ノートパソコンからはXPとなったデスクトップを認識しているのだけど、デスクトップはノートパソコンを認識しないし、ノートパソコンからデータを送ろうとしても送れないのだ。そこで仕方なく何度かパソコンケースを開けて、HDを古いやつにもどしてデータをCDに焼いてまたXPのHDにつないで、というような作業を2回くらいやった。やはりHDを上書きしないで残しておいてよかった。上書きしていたら1万円の出費は要らなかったけど、データの移行がうまく完了しなかった。

というようなわけで、連休前半でパソコンいじりも完了して、いまこうやってXPで書いているようなしだいです。楽しかったな。
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