読書な日々

読書をはじめとする日々の雑感

穴虫峠・大和高田・水越峠

2009年03月08日 | 自転車
穴虫峠・大和高田・水越峠

喜志から河南橋をとおって、上ノ太子へいく。前はここから竹之内街道を通ったが、今日は穴虫峠へいく。近鉄線にそってブドウ畑が拡がる山を迂回していくので、あまり標高はないかららくだ。以前、ドンツルボーとかいう奇観のところに行こうと思ってよくわからずこのあたりをうろうろしていたのを思い出した。南阪奈道路というのができていて、景観がずいぶんと変わっている。

変わっているといえば、穴虫峠を越えたあたりの信号で、私の前で信号待ちしているちょっと太めのお兄さんのママチャリをみたら、なんと堺市なんとかと住所をかいたシールが。この人、このママチャリで堺から来たのだろうか?いったいどこまで行くつもりなんだろうか?おまけに前輪と後輪がまっすぐ立っていない。後ろから見ると前輪と後輪が人の字になっている。そして信号が青になるや、すごいスピードで走り去った。うそ!一瞬の出来事に、呆然とする私であった。ママチャリでロードバイク並みに遠出をする人がいるという話は小耳にはさんだことがあるが、実際に遭遇するのは初めてだった。おそるべし、ママチャリ!

奈良県にはいると橿原方面の表示を見ながら進んで大和高田につく。ここからは法隆寺に行ったときに通った道なので、すいすい。大中公園から右折して国道165号線に入って、東進すれば橿原市に着くはずだったのだが、この165号線がどこあるのか分らない。東進のはずなのに道がどれも南北に向いているのでおかしいと思い、うろうろ。通りがかりの人に聞いても要領を得ないので、しかたなく南進して、水越峠に向かうことにする。(家に帰って地図を見ると、私がうろうろしていたところにあった高架を行けばよかったのだが、地図を持っていかなかったからしかたない。)

国道24号線を南進する。日曜日のせいか車も少ないし舗装もいいし、天気もいいしで、このまま橋本のほうまで行こうかという気になるくらいに快適だった(が、行かなくてよかった)。右手には葛城山がきれいに見える。今日は風もあまりないので、花粉も飛んでいないようだ。

すぐに水越峠の入り口につく。自動車道ではなく、旧道のほうを上がる。これがまたすごい九十九折で下から見上げると恐怖だが、九十九折れというのは傾斜を少なくするためのものだから、直登ほどのことはない。それより怖かったのは、若者がバイクとクルマでぶっ飛ばして下りてくる遊びをやっていたことだ。なんかガードレールにこすれた跡がえんえん続いているし、クルマのバンパーやバックミラーの破片らしきものがずっと散乱していると思ったら、すごいスピードで下りてくるくるクルマあり。思わず自転車から降りて端による。お前らが勝ってに事故るのはいいけど、人を巻き添えにしないでくれよなと思いつつ上がる。

やっとのことで水越峠につく。この前は大阪側からでけっこう寒い日だったが、今日はぽかぽか陽気だ。喉も渇いていたのですぐに大阪側に下りる。そのあたりから足の付け根に異変が。なんか筋肉痛のような痛みが股関節に。あれっと思っている間もなく、座っているのがつらいほどの痛みになってくる。やっとこさ帰宅してシャワーを浴びるとき、膝を曲げると股関節の筋肉というか筋というか、そのあたりが猛烈に痛い。あちゃー、きっとサドルのせいだ。これまで4時間くらい乗ってもこんなところが痛くなることはなかったのに。せっかくおしりの痛みはなくて、これならロングライドもOKかなと喜んでいたのに、こんなところが痛くなるなんて。なんか帯に短し襷に流しだね。

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