今日26日、日本穀物検定協会が、コメの味や香りを判定する2019年産米の「食味ランキング」を発表した。
審査対象となった全国の155銘柄のうち、全体の3分の1にあたる54の銘柄が最高位の「特A」の評価を受けた。
過去最高だった18年産米よりは、1銘柄減った。
という、今回の結果を、西島さんはどう思っていますか?とメールが来た。
果たして、自分にどんな事を言ってほしいのだろうか。
正直に言えば「ふぅぅ~ん」と思っただけで、「ふぅぅ~ん」と言うだけである。
特に肯定も否定もしない。
産地は「これなら」というお米を出し、エキスパートパネル20名は、そのお米の評価を、シッカリとやった結果だから。
毎年必ず、ランキングについて、パネル20名の味覚等について、色々と言う人がいる。
自分としては「愚かだなぁ」と思っている。
このパネルの人たちを叩いてしまうと、全国で開催しているコンテストやコンクールの信用性が無くなる。
なぜなら、自分を含め、このパネルの人たちよりも、明らかに食べ比べ経験が少ない、お米マイスターや食味鑑定士等が審査をしている。
よって、精度が低くなるのは、当然の事実だからだ。
審査員リストを見て、「えぇ~、アイツが審査員?出来るのかよ!」と思う事もしばしば。
お米は主食から嗜好品に変わっている。
だから、食べている本人が「気に入っている」「美味しいと感じている」のであれば、特AだろうがAだろうが、別に問題ではないのではと思うのだが。