ひそかに動いていた企画が、昨日「延期になった」という連絡が入った。
正直「延期」というよりは、「企画そのものが中止になったのだろう」と、自分は思っている。
企画としては、もともと無理があるようには感じていた。
しかし、企画が通ればチャンスである事に間違いはない。
なので、五分五分という気持ちで、いつもいた。
だから、連絡があった時も、「やっぱり」と思っただけで、ショックは無かった。
産地にとっては残念であったが。
産地のブランド化戦略そのものを、メディアで紹介しようとすると、数分ではどうにもならない。
上っ面の紹介だけで終わってしまい、戦略まで説明できたことは無い。
記事にしたとしても、半分も伝えないうちにページオーバーとなるばかり。
なので、時間をたっぷりと使って企業などの取り組みが紹介できる、ビジネス番組みたいなものに出たいと思う。
しかし、お米を通しての産地のブランド化戦略ごときでは、まず不可能である。
みんなで考えています。
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計画しました。
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実行してみました。
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少しだけ結果が出ました。
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これからが楽しみです。
みたいな内容は、どこにでもある。
多すぎて当たり前すぎて、もう飽きている。
これからが楽しみです。
ではなく、これからこうなって行きます。
と、具体的に言えなければ、ダメな時代だろうと思う。
自分だけの頭の中では、「こうなって行きます」は、完全に出来ているのだが、産地側の現実としては、まず出来ない。
何度も行っているが、時間はもうない。
産地の限界点も、地域の限界点も、とっくに超えてしまっている。
今のままでは、巨大な土砂崩れが、あちらこちらで起こり始め、次々と産地が消えていくだけ。
1秒すらもったいないのだが・・・・