コメ品種偽り自衛隊に販売

ｇｏｏのニュースに「コメ品種偽り自衛隊に販売…大阪の業者を捜索　2013年3月4日（月）16:59」という記事があった。

内容は以下の通り
大阪府東大阪市の米穀販売会社「ライスネットワーク」がコメの品種を偽り、販売したとして、大阪府警生活環境課は４日、不正競争防止法違反（誤認 惹起 ( じゃっき ) ）容疑で同社を捜索した。

同社の国産米を購入した陸上自衛隊が、コメの色などがおかしいことに気付いて独自に検査した結果、別の品種と判明したという。
府警は詳しい鑑定を進める。

捜査関係者によると、同社は昨年、コメの品種を誤認させる表示をして、陸自など複数の取引先に出荷した疑いがある。

京都府宇治市の陸自大久保駐屯地が昨年末、入札で購入した国産の食料米を調べたところ、表示されていた品種と異なることがわかり、行政機関に通報した。

捜索は４日午前８時４０分頃から始まり、捜査員約３０人が次々と同社に入った。
信用調査会社によると、同社は２０１０年設立で、１１年１１月期の売り上げは３億円。
スーパーや弁当店などにコメを販売している。
というもの。

まだまだ偽造は無くならない。

新潟県産コシヒカリの平成24年度第３回ＤＮＡ検査結果について

新潟県のＨＰに「新潟県産コシヒカリの平成24年度第３回ＤＮＡ検査結果について」が発表されている。
http://www.pref.niigata.lg.jp/syokuhin/1356751457778.html

これは、新潟県が、新潟米に対する消費者の信頼を確かなものとするため、全国で流通している「新潟県産コシヒカリ」のＤＮＡ検査を実施しているもので、平成２４年１０月～平成２５年１月に、首都圏、関西圏の小売店及びインターネットで「平成２４年産・新潟県産コシヒカリ」として販売されている米についてＤＮＡ分析を実施。
点数の内訳は、小売店での購入５５点（スーパーマーケット３７点、ディスカウントストア１２点、百貨店６点）及びインターネットでの購入５点の計６０点の結果である。

①コシヒカリＢＬ１００％　２９点（４８．３％）
②従来コシヒカリ１００％　　９点（１５．０％）
③コシヒカリＢＬ＋従来コシヒカリ　１８点（３０．０％）
④コシヒカリＢＬ＋その他　　２点（３．３％）
⑤コシヒカリＢＬ＋従来コシヒカリ＋その他　１点（１．７％）
⑥従来コシヒカリ＋その他　　１点（１．７％）

ＤＮＡ分析からは、コシヒカリＢＬ、従来コシヒカリ、その他の品種であることは、ハッキリと判別できるが、産地までの判別はできない。
でも、コシヒカリＢＬは、新潟県内だけで栽培されているものなので、新潟県産であるということは明らか。

この結果を受けて、新潟県は、以下のような対応をしていくそうだ。

消費者の信頼確保に向けた取組
・検査結果については、必要に応じて追跡調査、関係機関への情報提供を行います。
・偽装が強く疑われる商品については関係者の告発も視野に対応します。
・今後も継続して調査を行います。

という事。
さて、この結果を、消費者はどう受け止めるのだろうか。

ＴＰＰ反対 板挟みの自民党議員

日本農業新聞ｅ農ｎｅｔに「ＴＰＰ反対　板挟みの自民党議員　「孫を苦しませる」　地元の声に詰まる返答 （2013年03月04日）」という記事が出た。

内容は以下の通り
　「大規模化では解決しない」「日本がもし環太平洋連携協定（ＴＰＰ）に入ったら一番苦しい思いをするのは孫たちだ」。
安倍晋三首相がＴＰＰに関する日米首脳の共同声明をまとめて米国・ワシントンから帰国してから初の週末となった２、３の両日、自民党農林議員が地元で開いた会合では農業者や農業関係者から悲痛な声が上がった。
現場の声と政府・与党一体の取り組みが求められる板挟みの中、議員も苦悩の色を隠せなかった。

「政府に問いただしています」

２日夜。北海道帯広市から南に４０キロの更別村にあるＪＡさらべつの事務所。
他界した夫の中川昭一元財務相の雪辱を果たして昨年の衆院選で初当選した中川郁子氏は、ＴＰＰへの不安を口々に訴える約１００人の農業者らの支持者に、言葉を振り絞るように語った。

日本の食料基地・北海道を代表する畑作地帯を背負い、ＴＰＰ問題を議論する自民党外交・経済連携調査会や同党議員連盟「ＴＰＰ参加の即時撤回を求める会」などで、自民党が昨年の衆院選で掲げたＴＰＰに関する６項目の公約順守を先頭に立って唱えてきた。

日米の共同声明は公約順守を保証し日本農業を守る“約束手形”となるのか、との疑問がぬぐえない。
かといって、７月の参院選を前に政府・与党の対立が生じれば安倍内閣は立ち往生し、景気回復などを誓った国民との約束も果たせない。
中川氏の言葉には自らも答えを探し続ける苦しみがにじみ出ていた。

「大規模化、大規模化と騒いで全て解決できるわけじゃない」。
支持者からは、ＴＰＰへの懸念を示す声が相次いだ。

「ＴＰＰでどうなるかはよく分からないが、もし日本が入ったら、孫たちが一番苦しい思いをするんじゃ・・・・・・」。
孫は４月から農業高校に通い、いずれは５代目として就農する意欲を示しているという酪農経営の女性（６５）は、中川氏にこう語り掛けた。

「若い人が頑張れるメッセージを、出していきます」。
前かがみに耳を傾けていた中川氏は、こう答えるのが精いっぱいだった。
胸元には選挙戦以来、着け続けている「ＴＰＰ交渉参加反対」のバッジがあった。

ＴＰＰへの不安が渦巻く農業者の心を映すかのように、この冬一番の暴風雪が吹き荒れた。
会場の明かりが消えたのは、会合が終わる予定時刻を１時間も超えてからだった。
「郁子さんに頑張ってもらうしかない」との支援者らのつぶやきが印象に残った。

「問題は農業だけではなく、日本の命運を懸けた交渉に入るかどうかという状況だ。国民の声をよく聞いて判断してもらうよう首相に進言する」
宇都宮市で３日に開かれた農業団体出身の県議の後援会で、西川公也氏（衆・栃木）はこう切り出した。

党農林部会長や衆院農林水産委員長などを歴任し、世界貿易機関（ＷＴＯ）農業交渉でも議員外交の先頭に立った農産物貿易交渉のエキスパート。
ＴＰＰの危険性も熟知し、国政に復帰した昨年の衆院選の当選直後には「ＴＰＰには決して乗り越えられない障害がある」と語っていた。

だが安倍首相は、党が新設する「ＴＰＰ対策委員会」の委員長に西川氏を選んだ。
ＴＰＰ問題の行方の鍵を握る要職と、党農林幹部という立場をどう両立すればいいのか――。
苦しい立場にある西川氏とパーティーに出席した多数の農業関係者は、重い気持ちを抱えながら語り合った。
というもの。

確かに、このツケは、自分たちの代では出ないかもしれないし、たとえ出たとしても、今のうちあれば、まだ農業に体力が、わずかながら残っているので、まだギリギリ踏ん張れるかもしれない。
しかし、ずっとボディブローを受け続けた孫たちの代は、倒れるしかないだろうな。

だから勝負にならないって言ったのに

昨晩、フジテレビ系列の「ほこ×たて」という番組で、「最新炊飯器のご飯VS伝統の釜炊きご飯！！」対決が放送された。

実は、この企画段階の時に電話があって、色々と質問されて、自分としては「戦いにならないならない」と話していた。
それ以降は電話も何もなかったので、この件については完全に忘れ去っていたが、昨晩偶然にテレビで見て思い出した。

内容は、最強の炊飯器ＶＳ最強の釜炊き職人の対決。
最新技術の粋を集めた炊飯器「リンナイ直火匠」と、伝統の釜炊き職人「かまど」との対決だった。

最強の炊飯器は、リンナイ株式会社が、２０年以上の期間をかけて開発された「ガス炊飯器」。
１２００℃のガスの火力を利用して、「甘み」「香り」「粘り」を完全データ化して、かまどで炊き上げる温度や時間を、限りなく再現した炊飯器だった。

それでも結果は、炊飯器７：職人２４

番組の中では、味に大差は無いという評価であったが、自分としては、この結果では「味に違いがあった」と思えるのだが。

リンナイの炊飯器の性能が良くないという事では、全くない。
それだけは誤解しないでほしい。
今までの炊飯器の中では、本当に美味しく炊けているので、自分もこの炊飯器については認めている程なのだから。

では、どうして勝てないのか。
それが判れば、どの炊飯器メーカーも苦労はしない。
データ化しても、それを超える数値に作り上げても、それでもまだ勝てないのだ。

だから、「戦いにならないならない」って言ったのに・・・

でもリンナイの挑戦には、敬意を贈りたい。
物凄いプレッシャーだったのではと思っている。

おはよーニャンコ

珍しく、リリが、ニャンコタワーの箱に入っている。
フクは、あっちでゴロン、こっちでゴロンを繰返している。

綺麗に読んでいるうちは駄目

この本は、既に一回読んでいる。
でも、恐ろしく綺麗。
折り目すら無いのだから。

元々自分は、あまり本を汚すのが、好きではないしね。

でも明日からは、この本を、どこまでボロボロに出来るかに、かかっている。