仏教を楽しむ

仏教ライフを考える西原祐治のブログです

看取り士②

2017年08月29日 | 日記
『週刊文春』(17.8.31日号)に、看取りについての特集があり、以前紹介したことがある〝看取り士〟の記事がでていました。

「2012年に日本看取り士会を設立した会長の柴田久美子氏が語る。」とあり、独自の養成講座を受けて認定される看取り士は、現在全国に285名。月に20名のペースで増えているという。

昨年(28.7.25)のラジオ深夜便「明日へのことば」は“大切な人が旅立つ時に〟と題して 看取りの家・なごみの里代表理事である柴田久美子さんへのインタビューでは、看取り士 106 名とあったので、確実に増えているようです。

特集では次のようにありました。

 「最後のお別れを疎かにしてしまうと、必ず悔いか残るものなんです。人が亡くなると、慌しく葬儀屋さんが来てドライアイスを入れるなどの措置を取ってしまいがちですが、私たちは亡くなった方のぬくもりがなくなるまで、ご家族や友人に、何時間でも体に触れ続けてもらいます。抱き締めたり触れたりしながら、故人の思い出をみんなで語る。時間をかけて、丁寧に『ありがとう』を伝える。すると、マイナスの思い出も溶けていきます」(以上)とのことです。
コメント
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