超進化アンチテーゼ

悲しい夜の向こう側へ

謎の彼女X 第8話「謎の感覚」 感想

2012-05-27 02:42:27 | アニメ







奇しくも今週の「君と僕。」のお話に重なりましたね。で、私はそんな思春期アニメが大好きなので(笑)
今週のお話も面白く観れた訳ですけど、「君と僕。」の8話と違う点があるとしたら
男の方がどっちかっていうと上手なところかなあ。
今までは卜部さんにリードっていうか牽制される方で恋愛が進んできた訳ですが
今回初めて椿くんの行動が卜部さんに変わった影響を及ぼした訳で、まあ平たく言うと性感帯発見っていう。
それによって、切なさだったり甘酸っぱさだったり、得体の知れない何かを感じた卜部さん
それまでは卜部さんの行為によって徐々に徐々に椿くんが成長だったり
変化をしていくのが常套の物語でしたが、
ここからは卜部さんも卜部さんでそんな彼の男気によってちょっとずつ変化をしていくのかも。
でも、恋愛って案外そういうものだとも思うし、何だかんだ言って他者に染められる部分も大きいから。
その意味では二人にとって偉大なる一歩を踏み出したっていうか・・・
この先の変化や進展もまた楽しみになるようなお話で。
何気に丁寧な作風で観ててニヤニヤしちゃいます。椿くんも初期と比べると随分彼氏らしくなってるよね。
何の照れも恥じる気持ちもなく、ナチュラルに卜部さんを照れさせる事に成功しているから
元々恋人らしさは徐々に高まってたけど、ここからが本当の恋人タイムだとも思う。
その変遷を来週以降も楽しみにしていると同時に
今週は今週でそんな二人の関係性が変わりつつある事をはっきりと示唆した記念碑的なお話で。
う~ん、やっぱりこのアニメって絶対に普遍的な要素も多々見受けられるよねえ。
往年のラブコメ好きには堪らない一作だとも思うのだけれど。

「僕の好きな女の子」。90年代の成年漫画とかにあった、とにかく男が一途で熱い
好きな女の子の為に精一杯頑張って、欲望も最低限抑えて、でも時には大胆な行動に出たりして
雰囲気や絵柄のせいもあるけれど、個人的にはそんな主人公の描き方も90年代に読んでた漫画の匂いや
その時代の主人公像に近い気がして、それもまたノスタルジックで良い味出してるんですよね。
だから案外安心して観れる作品というか、実は安定型の作品だなという。
よだれは、単なる意思疎通のアイテムに過ぎない。
大事なのは、この作品の本質はそんなアイテムやフックではなく、そんな奥ゆかしい想いと感情の表現。
言葉に出来ないから、口では伝わらないからああいう行動を取ってる節もあると思うので
それ考えるとこれ以上なく真っ当に話が進んでて、観る度に面白さが増してて
それだけにもっともっと長くやって欲しいって願望も沸いたり(笑)。
好きな女の子の為に一生懸命頑張る男の子、
好きな男の子の為に精一杯恥ずかしい思いをする女の子
実に普遍的で共感も出来る物語でいいじゃないですか。ちょっとずつステップアップしていく恋愛模様
来週は卜部さんの髪型がマイナーチェンジしたりまた目に見える変化もあるみたいで
それもまた大いに楽しみにしたいところです。
と、いいつつ来週は用事でまた感想が遅れると思うのでその辺はご勘弁を。
個人的には今期でも特に楽しみにしている一作ですね。びっくり箱でなく、真っ当な恋愛ものとして。






しかし、おっぱい大きい人がセーター着ると余計に・・・っていうのは死ぬほど同意です。
昔からそういう画像見ると通常以上にテンションが上がってしまう。
それはきっと、セーターがさり気に柔らかさを演出してるのもあるんじゃないかと思いますね。
最初は異端的な存在だった卜部さんだけど、今は普通に羨ましくも感じます。
そう思わされた時点で完全に取り込まれてんなあとも思うけど(笑)。丘さんも相変わらずキュート!





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