超進化アンチテーゼ

悲しい夜の向こう側へ

フジファブリック@新宿厚生年金会館 09.10.22

2009-10-24 02:25:38 | ライブレポ

昨日ですがフジファブリックの5周年記念ツアー「GoGoGoGoGoooood!!!!! 」に参加してきました。
新宿厚生年金会館の一日目です。


前回は自分でもビックリするくらい遅刻して、聴けたのは7曲という体たらくだったんですが
あの時記述していたように、
今回のツアーで無事リベンジを果たせました。
ああなんか妙な達成感(笑)。


しかし新宿厚生年金会館なんて初めて行ったよ。作りが完全にホテルそのものですな。
個人的によく迷う新宿、しかも駅から歩く距離という事で若干不安があったものの
よく見たら駅からバスが出ていて、
割とすんなり着けました。
逆に帰りは、人の波に着いてったはずがいつの間にかはぐれてしまい、15分くらい迷ったんですけどね。
行きはよいよい、帰りはこわい。


会場に到着したのが6時25分くらいだったので超ギリギリでしたが、
開演から8分くらいでスタートしたので割りと休む暇があってよかった。
メロンソーダを飲みつつ、チラシをゆっくり読んでたら行く予定のライブのチラシがことごとく挟まっていて
なんだか微妙に嬉しい気分に。


そうこうしてる内にライブはスタート、「桜の季節」で堂々と始まり、「桜並木~」で桜2連発でした。
この曲久々に聴いたけど良い意味で気持ち悪くていい(笑)。
次の「陽炎」も声は若干出てなかったけど、走るようなリズムにひたすら酔っていました。
キーボードの音色がやっぱり絶品。

しかしこの日は「陽炎」以降、志村正彦にしてはよく声が出ていたと思います(って変な言い方だな)。
「虹」にしてもC.C.レモンより安定していたような。


「今日は選曲がマニアック!」というMCと共に「NAGISAにて」。
これがとってもムーディで格好よかった!歌も非常に冴えてる。この曲もまた、キーボードの存在感が強い。
一気に雰囲気を変えていくような曲でとても満足。
 したと同時に「Sugar!!」のイントロが来て再びアガる。ホールライブだと演出が豪華なので
いつも以上に燃えますね。七色のレーザービームがとても曲にマッチしていた。
なんかこういうのって2階席から見ていたほうが気持ち良いような。
ホールだと2階席のが個人的にはいいかも、とか思いつつ。
しかも2階席でも前の方だったので益々良い感じ。
 この曲では志村・加藤・山内の3人が小学生のような格好つけたポーズで演奏する場面もあり
無邪気な少年性を垣間見れてそこも楽しかった。


「デビューして5周年経ったんですが、ディープな一面を見せるコーナーに行きたいと思います」
というMCの後に演奏された「雨のマーチ」がやたら良かった。
不気味でありつつ、ピュアな感じが良く出ていた。エキシビジョンの水滴が落ちる映像の演出も良い!
「午前3時」とか確かにマニアックだなあ。
 これの後の「追ってけ 追ってけ」、これも今聴けて嬉しかった。何かこの曲やたら声が出てて、
それもあって特に印象に残ったなあ。
ドラムを一発だけポンと叩くパートがあって、そこでドラムの部分だけパアッと一瞬だけ光る演出も見事。

この曲で感動していたら、追い討ちをかけるように「サボテンレコード」。
これが多分、一番良かったと思う。
前の曲に引き続き、すごいよく声が通っていたし、一気に様変わりするサビの爽快感も気持ちよかった。
ギター山内のギターソロも中々の聴き応え。にしても、よくステージの端まで歩く人ですね。


ここでメンバー紹介。
のはずが、ベース加藤だけスルーする志村。
そしたら「志村、うしろ~!!」という観客の声が。
そして湧き上がる拍手と歓声。
これ面白いな(笑)。

そしてそのまま志村正彦が「カトーク!」と加藤さんに振って、加藤&山内の漫才とかやってました。
「秋と言えば食欲の秋、芸術の秋、そして・・・向井亜紀!」とか。
志村正彦がズッコけてた。
内容的にはそんなに面白くないんだけど、なぜか笑ってしまってたのが自分でも不思議でした。
キャラがいいのかな。


そんな雰囲気を変えるかのように「Anthem」で一気に壮大な音像を聴かせる。
ツアーで聴けなかったのでここで聴けて良かった・・・
ライブで聴くとまた一層たまらない迫力があった。
「ムーンライト」もまたマニアックな選曲ですなー。なんか思ったよりもガシガシとリズムが鳴ってて妙な気持ち良さが。


「ここからの曲たちは盛り上がってくれると嬉しい」というMCと共に、
ライブ終盤のアッパー路線スタート。
勢いに乗るアンサンブルが兎に角ひたすらに一体感があった。
「Sunny Morning」のはいー、とかいう合図もキマってたし、
PUFFYに提供した曲までセルフカバーで演ってくれるというサービスっぷり。
しかしこの曲、やたらキャピキャピしてて志村ボーカルだと結構不気味だったね。
 「Merry-Go-Round」の絶叫ロックから「TEENAGER」の青春ロックの流れもガッチリ合っていて見応えあり。
前作のツアーは行ってないので、ラストが「TEENAGER」だといい具合の爽快感があっていいねえ。


アンコールでは、まあお馴染みの白々しい物販紹介がありつつ(笑)。
本人たち曰く「これが一番疲れる」そうで。
個人的に日めくりカレンダーの紹介がツボだった。
「日にちを調べることに関しての云々~」とよく分からない説明が何とも。これ説明できねえや。
やたらテンパってて、それが無性に笑えた。


アンコールでは「Surfer King」「銀河」と鉄板の2曲。
盛り上がらないはずもなく、厚生年金会館の音の良さも手伝って、メンバーの立ち振る舞いも刺激的で
充実のステージングでした。
定番なんだけど、やっぱりいつ聴いても新鮮な気分でアガれますね。



という訳で今となっては中々聴けない曲も聴けて、
前回のツアーで聴き逃した「CHRONICLE」の曲も聴けて、
それ以外の定番曲でもきっちりと盛り上がって、
非常に脂の乗った良いバランスのライブだったと思います。
正に「ベストアクト更新中!」ですね。

あと志村正彦の声はライブだと不安定なイメージがあったんですが
この日はいつもとは違ってよく声が出てたのも収穫でした。これからもこの調子で頼む。



最後にセットリスト。自分調べですが、これは珍しく(笑)自信あります。


1.桜の季節
2.桜並木、二つの傘
3.陽炎
4.NAGISAにて
5.Sugar!!
6.虹
7.雨のマーチ
8.午前3時
9.追ってけ 追ってけ
10.サボテンレコード
11.Anthem
12.茜色の夕日
13.ムーンライト
14.Sunny Morning
15.Laid Back
16.DOKI DOKI
17.Merry-Go-Round
18.TEENAGER
encore
19.Surfer King
20.銀河



いやーそれにしても本当に良いセットリスト!
個人的ハイライトは「サボテンレコード」「Anthem」の2つで。

後、更新が予定より遅れてしまってすいません。
もう3時半やね。





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