超進化アンチテーゼ

悲しい夜の向こう側へ

marble ~マブダチと一緒にゆる誕生日の会~@新宿グラムシュタイン 14.2.7

2014-02-09 15:31:18 | ライブレポ


















marbleのワンマンライブを観に東京は新大久保まで行って来ました。

















初のバースデイライブ・・・
でも本当のバースデイは昨日(2/8)だったそうです。が!
もしその日にやってたら大雪の中で開催だったんですよね
今となっては正直これはある種のミラクルだと思いました(笑
ちなみに2/8はどこも人気で取れなかった、とのこと

この日はゲストにTHE COLLECTORSの阿部さんと元GO!GO!7188現チリヌルヲワカのユウさんが参加・・・という
凄いメンツがゲストに来ていてその意味でもむっちゃ面白かったですね
去年のアルバムではクラムボンのミトさんが参加されていたり
どんどん色々な分野の方と交流が出来ていくのが正直観てて楽しいですし
それに伴ってmarbleのまた違った一面が垣間見れるのがファンとしては堪らない(笑
marbleのライブに行き始めた頃はまさか後々コレクターズやゴーゴーのメンバーが参加する、なんて
想像すらもしてませんでした でもそれくらいmarbleの音楽の良さや純度が色々伝わってるんだと思います
また今年のmarbleも面白くなりそうだな~なんて期待するには十二分のワンマンに仕上がってました

miccoさんの誕生日を記念した公演でしたが
miccoさんいつも以上に声がよく出ててその意味でも気持ち良かったですね
セットリストも面白かったですし様々なジャンルをいっぺんに味わえる感触が実に楽しかった
バンドの完成度も高かったと思いますし今年一発目のワンマンとしては出色だったかと。
個人的に大満足!のワンマンでした。今年もいっぱいmarbleを楽しむぞー。
















今回の会場は新大久保駅近くにある新宿グラムシュタインという箱でした
勿論行ったのは初めて・・・というか聞いたのも初めてでしたが(笑
意外と場所は分かりやすくて良かったですね
そしてかなりの小ハコの上にステージが低いのでほぼ客の眼前でやってるようなイメージでした
その近さもまたアットホームでよかったかなあ、と 早々と売り切れたので客側はギュウギュウでした
ちなみにここはソフトドリンクだと2回ドリンクチケットで注文出来る粋なハコでもありましたね。

一曲目は久々の「青の扉」!
オルタナティブな楽曲の雰囲気が早速堪らず高揚、
miccoさんのナチュラルなボーカルもまた小気味良く響いてて気持ち良かった
続く「凛」はとにかく歌に気合いが入ってた印象で丁寧に紡がれるメロディに逐一感動
同時に観客に対する感謝の意みたいなものも個人的には感じられて良かった
「君が笑うから」のところで特に。
そして間奏のギターも渋くて雰囲気出てたなあ、と。

名曲「永遠の記憶」を切実に歌い上げ、
MCを挟んでこれまた沁み渡るような「星空」を熱唱
純なアレンジもまた気持ち良かったんですが想いが実直に伝わって来るボーカルもまた至高
ちなみにMCでは菊池さん「8日だったら(雪で)誰も来なかったかもね 笑」と観客の笑いを誘ってました
ま、実際大雪だと海沿いの路線は簡単に止まっちゃいますから確かに来れなかった可能性もあります
なので本当に前夜祭的な開催になったのは結果的に正解だったなあ、と


私的に何回生で聴いてもグッと来てしまう「未来スコープ」、
この日も地に足のついたメッセージがきちんと突き刺さって来て目頭が熱くなりました
特に「軋む想いも・・・」の部分はある意味シビアなフレーズなのもあって頷きながら聴いてしまう
それでも真っ直ぐ進もうとする楽曲観にこの日も深くジーンと来てしまったのが本音ですね
どんどん代表曲っぽくなって来てるのもまた嬉しいな、と

ワン、ツー!のカウントから始まった「ねがいごと」
力強くも儚さも漂う音像に心打たれつつ間奏のロックモードにも適度に興奮
その勢いを保ったまま去年のエンジョイント以来に披露された「ミッコサウルス」
この曲はnorth piccoの曲ですがやれば確実に盛り上がるのでどんどんやっちゃって良いと思う(笑
あの時以上にファンキーなギターリフとかラフな空気感だからこそのグルーヴがよく出てて
正直めっちゃ格好良かったですね
ある意味一つの起爆剤と化してた感じ
コール&レスポンスもバッチリ決まってて相当のカタルシスを感じながら聴いてました
菊池さんのギターもこの曲だと異様に尖ってて攻撃的なのが堪らないです。

miccoさん「ゲストに、コレクターズから阿部ちゃん~!・・・いや、阿部さんです」
菊池さん「大先輩を呼び捨てにしちゃダメでしょ 笑」
miccoさん「patちゃんと混ざっちゃった 笑」
みたいなやりとりを経てコレクターズから阿部さん、チリヌルヲワカからユウさんが登場
中学生から彼彼女らの音楽に触れて来てたのでなんだか感慨深いものもありつつ
ロック畑の方々が今こうやってmarbleのライブに参加されてる事実に無性にニヤニヤもしました
まあそもそもインディーズ時代のmarbleの音源はかなりロック色強いですからね
なんて事を想いながら、
そんな阿部さんとpatさんのユニットqpsの楽曲「Free Painting」をまずみんなで歌う
この時の菊池さんのギターのゆるくも刺激的な感じが強く印象に残ってます
歌も素朴な感じで非常に良かったと思う

ユウさんも一部歌われた「水玉プリンちゃん」、
ゴーゴーで「ひょっこりひょうたん島」をカバーしてたので特に違和感もなく(笑
久々にこの曲で一体感を得る事が出来てこれまた素敵なパフォーマンスに仕上がってました
この曲もまたnorth piccoの楽曲で昔の童謡っぽいノスタルジックな仕掛けが面白い楽曲ですね。
観客とmiccoさん達で振り付けしながら歌ったんですが、
菊池さん「ギター持ってて振り付け出来ないって本当に素晴らしいことだなと思いました」とか言ってました(笑

これまた久々の「残像キセキ」、
カラフルなバンド演奏もさることながら
力強いメッセージを含むボーカルがこれまた気持ち良い
そしてチリヌルヲワカの「はなむけ」もmiccoさんとユウさんで歌ったんですが
これがまたmarbleのテイストとは違う和風なロックソングだったので
正直聴いてて凄く新鮮でしたね(笑
元々知ってた曲ですがmiccoさんがこういう曲を歌うのはレアだなあ、と
そういう部分も含めてこの日のライブって「新鮮」で楽しかったんですよね
アクセントにもなり得ていた素敵なコラボレーションだったと思う。また、こういうの観たいです。


「大好き増やそう」という歌詞がシンプルに沁みた「ぐるぐる」
miccoさんのバースデイを記念した新作タオルを回しながら聴き入りました
その感じがとっても楽しくて(笑
また、ピュアネス漂う楽曲観に浄化されたのもありこの曲もかなりのカタルシスを含んでました

そこからロックモードに突入
小気味良いギターリフが響き渡る「monopolize」で踊らせつつ
スケール感(と、青春性)たっぷりの「さくらさくら咲く~」で盛り上がりも頂点に
この曲の風景が見える感じがやっぱり大好きだなあ、と
コーラスワークにもグッと来た「LIVE!!LIFE!!」で本編は終了
ロックサウンドが並んでた高揚感の上に久々のナンバーと言う事もありイントロからして歓声が凄かった
特にこの曲はマブ達的には思い出の曲だとも思うのでその意味でもしみじみとしてしまった
溢れるようなメロディラインの気持ち良さ、クリアなギターソロの格好良さも相俟って
納得のエンディングに仕上がってたと思います
この曲ではmiccoさん観客席に飛び出しみんなの中で懸命に歌ってましたね
その光景にもグッと来つつ・・・抜群の温度の中ライブ本編は幕を閉じました。正直めっちゃ楽しかったです!


アンコールでは恒例のカバーシリーズ、
まず菊池さんセレクトの「MOON RIVER」をmiccoさんがクールに歌い上げ
(英詩だとインディー時代のような歌声になるのがこれまた新鮮)
そしてmiccoさんセレクトの鈴木祥子さんの「True Romance」に至っては非常にmarbleのカラーに似合ってて
相当違和感がなく聴いてて無性に楽しかったです これはかなりのナイスチョイスだったのでは
ちなみに学生時代よく口ずさんでた歌だそう
歌詞も素朴な印象で素敵だなあ、と

ちなみにMCで次は菊池さんのバースデイライブだね!みたいな流れが出来上がってました
もし本当にやるんなら是非参加したいですね 
ワンマンが増えるだけでファンとしては嬉しいですしね(笑
ここでマブ達の皆さんが用意したというバースデイケーキもお花と共に贈呈
やっぱバースデイライブだからこういうのがなくちゃね!って感じで良かったです
miccoさんも感激していたみたいでその温かい空気がまた最高でした

最後は「君とうたう。」で締め
再び観客席まで来てみんなで一緒に歌ってこの日のワンマンの最後を飾りました
ゲスト陣も再登場し賑やかな空気の中で気持ち良いメロディラインと共に迎えたラスト・・・・
多幸感溢れるこの日のライブの締めにはぴったりの一幕でございました
終わった後には観客の皆さんと握手もされてたり
和やかな気分でハコを後に出来ました 素敵でグッと来る一夜を、どうもありがとうございました!
好きなミュージシャンの誕生日を祝えてファンとしても嬉しかったです。













セットリスト
1.青の扉
2.凛
3.永遠の記憶
4.星空
5.未来スコープ
6.ねがいごと
7.ミッコサウルス
8.Free Painting(qpsカバー)
9.水玉プリンちゃん
10.残像キセキ
11.はなむけ(チリヌルヲワカ カバー)
12.ぐるぐる
13.monopolize
14.さくらさくら咲く~あの日君を待つ 空と同じで~
15.LIVE!!LIFE!!

アンコール
16.MOON RIVER(カバー)
17.True Romance(カバー)
18.君とうたう。















この日はロックもポップもオルタナも全部飲み込んでた印象でバラエティに富んでて面白かった
カバーの選曲もゲストとの化学反応も面白かったしかなりベストな構成だったかなと
セットリストも新鮮さたっぷりでファン的に嬉しいセットリストに仕上がりましたね
小ハコでのワンマンでしたがある意味映像化して欲しいくらい決まってたライブだったと私的に思いました
それくらいクオリティが高くて見ごたえ抜群だったのが余計に心証良かったですね。
またここからのワンマン、そして音源にも想いを馳せたくなる一夜でした。
個人的ハイライトは「未来スコープ」と「ぐるぐる」で。

それにしても最近のmarbleは会場限定で新作出したり企画ライブが多かったり
積極的にゲストを招いたり以前よりも自由に活動してるイメージで追いかける側としても楽しいですね
今年も益々自由で面白いユニットになっていく予感がしてその意味でも収穫のあったライブでした。
やっぱいつまでも素敵なユニットだなあ、と。





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