超進化アンチテーゼ

悲しい夜の向こう側へ

Diver/NICO Touches the Walls

2011-01-13 00:02:08 | 音楽




今年初めて聴いた新曲なんですが
一発目から重たいの来たなあ・・・ってまずは思いました。
NICO Touches the Wallsの「Diver」なんですけど。久々のシングルなんでワクワクしつつ。




元々ライブで聴いた曲、ではあったんですが
正直「ここまで暗い曲だったっけ?」って最初思って。
まず詞が暗いし、音も内向的な感じがするし、本当に「もがき」そのものを描いてて。
 多分NICOでダイバー、ってタイトルだと
もう少しアップテンポでガーッと攻める感じのを期待するのが普通・・・普通ではないか?
でも実際は自ら破滅を選んでいくような方向性。
その中で色々考えて悩んでるような。
ここまでダウナーな曲を、このご時世に発表するってのはちょっと勘繰っちゃうけど。
 しかし、これはこれで前作に続きコアな方向に突っ切ってて面白い。
次のアルバムは今までよりもヘヴィになりそうな予感もするな。
多分次のツアーが終わったあたりで発表になるのでは?
今年のNICOは思った以上にやってくれそうです。

ただ、個人的に思うのは、こういうのを暗いだけの曲っていう風に済まされるのは嫌だな、と。
嫌だなって言うか実際にそういう意見を目にした訳じゃないんですけど
しかしどう考えても建設的ではない曲。
 でも、やっぱり今作のジャケットの様に思いっきり沈む時間も必要だと思うんですよ。
自分はまだそこそこしか生きてないと思うけど
はっきりいって心折れる事が次に繋がる、って感覚が分かる時もある。
要は苦しい時は苦しいと言えば良いし
自分を嫌う時は思いっきり嫌えば良いし。そこからが大事なんだと個人的には思います。

あとは、単純にこういう暗くてジメッとしたフレーズを聴くのが好き、ってのもある(笑)。
他にも同時発売のシングルあったけど
これを一番リピートする確率が高いですね。
なんか聴いてて「逆」に安心してしまう曲。



で、カップリングは落ち着いてる訳でもなく楽しげな青春ソング。
ライブテイクの「Broken Youth」も非常に弾けてていいですね。このライブ行けなかったから余計。

個人的に椿屋が解散した今、同系統(だと勝手に思ってる)のNICOやFoZZtoneには頑張ってもらいたい。





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