超進化アンチテーゼ

悲しい夜の向こう側へ

ゆるゆり 第11話「わたしたちのごらく部」 感想

2011-09-13 02:52:49 | アニメ







地図を失くした宛のない僕らは。





今週はどこから書きましょう?物凄い密度で正直一番面白かったんですけど
っていうか少し感動しちゃったくらいなんですけど
やっぱ京子ちゃんの変遷からかな(笑)。これってただ単に性格が変わったように思えるけど
実際は、妄想だけどいつも結衣に引っ張られてばかりだったから、その反動だったんじゃ・・・?とか
そういう風に考えるのも非常に面白い話で何気に恩返しは済ませてるんだな、って
二人の関係性の素晴らしさを再確認するようなお話でもありました。
っていうか単純に幼き日の京子が可愛すぎる(笑)。
今もある意味天使だけど、昔も昔で別の天使だったんですね。泣き虫京子とガキ大将の結衣。
あれから成長しても
変わったようで変わらない二人の関係性。
頼って頼られて―って、ごめん、ちなつちゃんアンタやっぱり二人の間に割って入るの無理だわ(笑)。
諦めてあかりんとでもくっ付いてなさい!とでも言いたくなった傑作回でした。
何気に京子を思って涙する結衣に心打たれたり、
でもギャップ萌えって観点では真っ当に面白く作られてる話でもあるよなー、って感心したり
色々と感じる所の多いお話でもありましたね。
過去がどうであれ
過去が素敵であれ
今のアナタが一番大事、今のアナタが一番素敵。う~んやっぱり改めて考えても良い話だじぇ。

ちなみに、ちなつちゃんとあかりん云々っていうのは
やっぱり5話のアレが未だに衝撃的で見返すくらいなんで(笑)。
立ち位置的にも近いものを感じるし
案外お似合いだとも思うんですけどね。そんなサイドストーリーが観たい今日この頃です。


しかし、幼少時代の描写は繰り返しになっちゃいますけど実に面白かった。
あの頃はあかりんが一番目立っていた!という衝撃の事実に
衝撃のオチ(笑)。
あの頃は確かに子供らしく無邪気で、サムくても可愛らしかったけど
今観たら単なるくるくるパーじゃねえか!って事でそこもまた笑ってしまった部分でした。
 ただ、個人的に更に笑った部分があって
それは唯一昔から変わってなかったのがちなつちゃんだった!というオチね。
これさ、もう子供のときから腹黒いっていうか
完璧に天性のものですよね。
あまりの性格の悪さに辟易してしまったと同時に、今でも結構言ってる事変わってなかったりして(笑)
その辺は何気にリアルだなと思いました。っていうか完全に悪役のポジションやなー。酷いわ。

そうそう、幼少時代って事で
言動に関してもその辺の再現度は高かったです。
バリア云々はある種当然の組み込みとして、個人的に水道の水を噴射するあくどいやり方とか
「何時何分何秒地球が何回周ったとき?」だとか
確かに子供の時聞いたし見かけたよなー・・・って懐かしい気分にもなりました。
すげーガキっぽくてめちゃくちゃな発言だけど
あの頃はそれが正論の一つだったんですよね。そんな子供っぽさの再現って部分でも秀逸な回でした。
逆にちょっと思い出して変な汗が流れるくらい(笑)。





しかし、何だかんだいってリーダー不在だと、あてもなくなるしやることもなくなるし
楽しいって感情もなくなるし・・・
逆に言えば元々泣き虫で引っ張ってもらう立場だった京子が
今や皆を引っ張っている立場にいる、っていうその変遷に何気に感慨深さも感じられる、
そんな回にもなってたかと。拍手モノですね。

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