（アニメ）咲-Saki-阿知賀編 episode of side－A 第3話「接触」 感想

龍門渕を安易に負けさせないところがいいね。





個人的に晩成高校がもっとやってくれると思ってたんですが、意外と弱い高校でした（笑）。
っていうよりは、阿知賀が強くなりすぎた感じですかね。
その強さの片鱗は未だ描かれてないですが
これはもう最初から県予選に時間を掛ける予定なんてなくて
全国大会に焦点を絞ったアニメ化だったんでしょうね。確かに、県予選で何回も話数使ってたら
後半が後半で尺がなくなりそうだからなあ。ある意味懸命な判断とは言えるのかな。
その代わりにこれまた相手の高校の強さを表すフリもあったしで
今度こそガチのぶつかり合いを期待して、
彼女たちの本領発揮を期待して。
基本的にキャラの絡みとか個性付けの時点で楽しめる物語だとは思うんだけど
やっぱ最後の咲のオーラの表現みたいな少年誌らしいハッタリの応酬が咲の醍醐味の一つだとも思うので
その辺は来週以降に是非期待しましょうかね、って流れで。トントン拍子なのが、逆に面白かったですね。

龍門渕高校って言うのは本編で死闘を繰り広げてインパクトも相応に強かった伝説的な高校で
そんな読者にとっては1期の視聴者にとっては思い入れの強い高校である事は間違いないんだけども
それが安易に踏み台にされちゃう展開だったら嫌だな・・・って少し思ったんですが
何と唯一勝てなかった高校が龍門渕だった、って事で
ちゃんと本編ファンの気持ちを汲んだ構成展開にしてくれて正直嬉しかった、っていうのはありますよね。
本編とはリンクしつつも、決して本編のキャラを踏み躙る様な事はしないっていう
1期に対するリスペクトを相応に感じるこの外伝なので
その点だと観ていくのも安心かな、と。
流石に今週の展開の早さはちょっと驚いたけど、その分後半に全国描写にじっくり時間を掛けると思えば
正直県予選なんで飛ばしても全然構わないんじゃないかとは思うんでね。
そもそも本編を活かす為の外伝ですから。
順調に部活モノとしての気持ち良さ、外伝としてのサービス要素、単純に可愛いキャラ達って感じで
観ていて単純に楽しいし元気になれるし、パワーももらえるそんな快活な作品になってるなと思いましたね。
EDも二種類用意してあるっていう気合の入れように感激したり、スピード感溢れる良回でした。





しかし、咲の描写に関しては半分ドラゴンボールみたいな感じになってたね（笑）。
すれ違っただけでダメージを与えられるって、戦闘力一体いくつなんですかって話だよね。凄い。