昨日はRADWIMPSのライブを観に横浜へ。
震災の影響で一部延期にもなりましたが
「絶対延命」ツアーの横浜アリーナ公演、その2日目に行ってきました。
他にもでかいキャパのハコはあったんですけど
個人的に横浜アリーナは生まれて初めてコンサートを観に行った場所なので、その意味でもここで、と。
一言で、素晴らしく、真摯的なライブでした。
一つ一つの曲が丁寧に
そして力強く鳴らされていました。
激しい曲も、静かな曲も同様に美しく。
アリーナ公演なのに、ライブハウスで観ている様な感覚なのもまた良かったです。
超でかいAXやZeppって感じで。
スタンディングゾーンにて参加でした。
まだツアーは続いてるので、ネタバレには注意です。では以下。
新横浜駅に着いた時はもう開演の時間で
そこから急いでアリーナに向かう。
会場入りして自分の場所を探してる最中に、ライブが始まり
一曲目は「億万笑者」だってすぐ分かった。耳なじみのあるメロディ。
会場の外からでも逞しく響くサウンド。
ワクワクしながら自分の席に。
まるで遊園地に行くような感覚で(アリーナだしね)。
最初幕が掛かっていて、そこから鳴らされるサウンドに聴き入っていたのだが
次の曲から幕が降りてメンバーが登場。
一気に歓声が沸きあがり
久々にアリーナクラスのハコの熱気を体感。
スタンディングゾーンで若干心配だったが、全然お客さんのマナーは良く
最後まで気持ち良く楽しめました、感謝。
この場所を今日世界で一番幸せな場所にしたい、と野田洋次郎。
それに呼応するオーディエンス。
演者と観客の息がピッタリなままに、「透明人間18号」が鳴らされる。透き通るメロディ。
「探らないで 探そう」ってのは本当素敵なフレーズです。
躍動感満点の「トレモロ」をフレッシュに響かせ
ピアノによるイントロも清廉で印象的な「だいだらぼっち」でムードに浸る。間もなく
再びアップテンポに攻める「05410-(ん)」と緩急の付け方もまた凄い。
「学芸会の始まりです」みたいなアナウンスもアイディアとして面白かった「学芸会」は
やはりというか最後のサビの部分が、あの開かれたメロディが抜群に響き渡り
イメージ通りのカタルシスを得る事が出来ました。
この曲はハコがでかければでかい程良いと思います。
ライブ用に更にファンキーになったアレンジが気持ち良かった「π」、
この辺は伸び伸びと歌を楽しんでいる印象でこっちもリラックスしながら横揺れ。
したら再びキラーチューン「DADA」で会場に着火し
床がドスンドスンと揺れる。
なんか体育館みたいだ。
そのまま斉藤ネコさんを迎えバイオリン入りで更に不協和音増しの「G行為」。
ちょっと不快な映像もまたこの曲の持つ良い意味での気持ち悪さを引き立てていました。
ここでサイモン&ガーファンクルの「明日にかける橋」をカバー。
今会えない人・・・
つまりは震災等でもう会えなくなった人に向けて、ということらしい。
そんな染み入る雰囲気の後で「やどかり」で一気にほんわかムードに。
楽隊のような佇まいで楽しそうに曲を奏でるメンバー。
続く「携帯電話」でも豊かなメロディラインを響かせてくれました。さっきまでと違って幸福感溢れて。
久々の「ふたりごと」で場を盛り上げた後に
「おしゃかしゃま」を絶妙なタイミングで投下。これは更に盛り上がる。
アルバムから「君と羊と青」でもっとだ、と言わんばかりに燃料放りまくり、
何度も繰り返されるリフの応酬も愉快で楽しかった。
「いいんですか?」もそうですけど、名曲出し惜しみなし。実直に格好良い。
昔の曲「音の葉」と、実に幅広いアルバムシングルからのチョイス。
それもまたバラエティに富んでて聴き応えがあったのと
最後の「救世主」で思いっきり厳かなムード、でも温かくも合って
ロウソクの演出も含めて非常にジーンとした形で最後を迎えることが出来ました。
そんな最後まで音楽に向き合ったメンバーにも感謝・・・ですが。
何とアンコールで洋次郎がマジ泣き!
ツアーでも外してたという「狭心症」を歌ったんですけど
どうやら感情移入しすぎて?なのか、歌った後ボロ泣きで観客から励まされていた。
ラストの曲に行こうとしても中々行けない。
そもそも「狭心症」自体、思いっきり心情を吐き出すかのような曲ですから
その分出て自身に入ったものも大きかったのかなあ・・・と。
そんなこの曲、
もちろん絶品でございました。更に好きになった。
最後は代表曲&鉄板曲「有心論」で磐石の締め。
こうやって振り返ると楽しくて嬉しい事ばかりのライブでありました。
ギターを嬉しそうに弾く野田くんの表情が忘れられず。
メンバー全員楽しそうなラストでした。
セトリ
1.億万笑者
2.DUGOUT
3.透明人間18号
4.トレモロ
5.だいだらぼっち
6.05410-(ん)
7.学芸会
8.π
9.DADA
10.G行為
11.明日にかける橋(カバー)
12.やどかり
13.携帯電話
14.ふたりごと
15.おしゃかしゃま
16.君と羊と青
17.いいんですか?
18.音の葉
19.救世主
encore
20.狭心症
21.有心論
本遍でも書きましたが、幅広い作品からの選曲と共に
改めてそのふり幅も広いんですよね。
熱烈なファンクソングがあったと思ったら陽気な民俗音楽みたいな曲もあって
曲によって全然表情が違う、っていうか
その実言ってるメッセージが総て誰かの為、自分の為の歌って
そう思えるのも一貫性を感じれて良かった。
適度に激しく
適度に感動を演出。
予想外の男泣きも見れたりと、お腹いっぱいって言葉が相応しい素敵なライブでした。
このツアーは絶対に行きたいと思ってたので
無理をしてでも行って良かった。
席も先行で取った割にはそこそこの席で、良い思い出にもなりました。
「絶体絶命」の曲たちって自分の助けの一部になってるんだなあ、とも改めて。
楽しみにしていた、RADのライブレポートですね。
ありがとうございます。
私も6月15日の横浜アリーナに友達と行ってきました。
RADのライブは初めてだったのですが、大満足って感じで。
ホントにあっという間の2時間(?)。
野田さんの「もぅ2曲なんだよね」みたいなこと言ったとき、本気で疑いました 笑。
ライブのこと忘れないように、ちょくちょくこの記事読みに来させていただきます
なんかUPからすぐにコメ貰って嬉しいです。
楽しみにしてくれてたようで何よりですね。
頑張って書いた甲斐がありました。
なんとまあ同じ日同じ会場だったんですね。
非常に満足出来たライブでした。
自分も。
大期待していた「狭心症」も相当の威力で!めっちゃ感情移入してました。
時間が経つのは早かったですね。
途中の名曲連発とかホント楽しかったです。
バラードもちゃんと沁みる感じで。
色々とありがとうございます!是非是非何度でも読んでやって下さい。光栄です。
あのライブからかなりの時が経ち、忘れかけていた記憶を取り戻しました。
ありがとうございます。
もう一回行きたいなぁ!
そういうコメントは非常に嬉しいですね。
お役に立ったのならなりよりです。
こちらこそ感謝です。
あの日は「狭心症」の破壊力が凄まじかったなあ・・・と私自身今でも思い返す今日この頃です。