超進化アンチテーゼ

悲しい夜の向こう側へ

2010 サマーソング特集その4 ナツノヒカリ/GRAPEVINE

2010-08-02 01:37:19 | 音楽



8月になった・・・という事で恒例のサマーソングについて。
今回で4回目です。
今回はGRAPEVINEの「ナツノヒカリ」です。非常に分かりやすいところ持ってきたつもりです。
そうでもないかな?
いや、でもきっと分かりやすいはず。うん。



個人的にバインで夏の歌っていうと
この曲と「風待ち」と「放浪フリーク」な訳ですけども・・・。
前回が敢えてマイナーな方をチョイスした、って流れなんで
今回は最もそれらしいものを選んでみた。
他2曲もめっちゃ良い曲なんですけどね。
「放浪フリーク」はリリース当時よく聴いていて、朝方のベランダで聴くと相当気持ちいいんだこれが。
「風待ち」は確か最後にMステに出た曲だったと思う。
嫌な覚え方なんだけど。
来年またやろうかな。


それはともかく・・・非常に爽やかな曲です。
ちょっぴり切ない恋の歌、って感じで。
正に好青年的な。
それでいて、メロディもとっても素直で。スッと入ってくるような。
ジリジリと、でもカラッとした質感も受ける歌い出しから
一気にドラマチックに変化するメロディーラインの妙は
流石の面白さがあるというか
来て欲しいところにピッタリ来てくれたというか
そもそもこれ普通にヒットしそうな曲なんじゃ?って思えるというか。
大きなタイアップ付けてればひょっとしてひょっとしたんじゃないの、って思えるくらい
バインの中でも「いい歌」っぷりが際立っている曲です。
同時に情景も浮かんでくるような。

前述の2曲もそうだと思うんですが
GRAPEVINEの夏の歌は、基本爽やかな音像に包まれてます。
けど、詞の内容的にもそうか、と言われれば、それはきっと違う。
どこか引っ掛かりがあるというか
完全に素直になれてないというか。
どことなくおセンチな雰囲気漂う、というか。
 個人的にひねくれたバンドだと思ってますから
そうそう簡単にお望み通りにはいかないぜ、って気概も感じますが
それ以上にやっぱり、こういうシチュエーションの歌を歌うのが似合ってるんだと思います。
やっぱり、そういう部分は聴いてると伝わりますよ。
伝わる、っていうか勝手に感じ取ってるだけかもしれないけど。

この詞に関しても
微妙に曖昧な部分を突いてるなあ、って感じがするんですが
だからこそ、個人的に勝手に想像したりして楽しめるんだなあ、って思います。
こんな御託を並べないでも、全然普通に聴いてすごく良い歌なんですけど。
ちょっとノスタルジーに浸れるような、そんな曲でもありますね。
出来れば音源で直接聴いて「おおっ」って思ってもらいたい。




あ、今なら「その日、三十度以上」でもいいかもね。毎日暑くて嫌になっちゃうよ。






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