超進化アンチテーゼ

悲しい夜の向こう側へ

応援歌シリーズその3 労働/PERIDOTS

2011-01-16 21:47:36 | 音楽(テーマシリーズ)







応援歌シリーズその3です。
今回も普通に考えれば、別に応援歌じゃないんですけど・・・。
あくまで自分が励まされる、って基準で。

初めて聴いた時から、色濃く自分の中に残っている名曲です。
この曲は是非評価されて欲しい、って思いますねえ。
PERIDOTSの「労働」です。






労働      ミニアルバム「PERIDOTS」収録





多分普通に聴くと、普通に良いポップソングなんです。
が、ある意味ではめちゃめちゃシビアな曲というか
淡々と現実的な事を歌っている曲で。
サビ最後の「働こう」ってフレーズがいやに強く刺さります。

端的に表すと、「受け入れる歌」っていうか。
例えば大切な人物との仲違いだったり、別れだったり、
自分の好きなものが消えてしまったり
それなりに人生生きてると色々あるよなあって感じなんですけど
じゃあその色々によって自分がどう変わったか、って考えると大して変わってはいなくて。
 要は、何があっても結局は泣き寝入りして生きてくしかない、って歌なんですよね。
泣き寝入りって言い方は違うかもしんないけど
自分だって少し前に強烈な喪失を経験したけど、だからって歩けなくなる事はないし
他に楽しみがあるから
平気の平左でこうやって普通に生きて、生活して、活動もしているし。
「死ぬ」「消える」って事象を選択しない限り、それなりに楽しく生きていけると。


「君のいない世界にだって
 おそらく何らかの幸せを見出す
 そんなことは当たり前になってしまう
 働こう」

このフレーズを初めて聴いた時
巷の流行り歌で「君がいない世界は~」っていうのがよく聴こえてきて
や、今でもたまに耳にするか。
それを耳で追ってるともう私はダメ、みたいな風にも聴こえたんですが
そういう歌に対しての一つの答え、というか突きつける現実っていうか。
そんなものを多くのリスナーが望んでいるとは思えない。
だからこそ、堂々とこういう曲を書いたのは偉いと感じますよ。
普通に考えて売れるわけないからね。
その意味でエポック・メイキング的楽曲だと思います。

またメロディもサウンドも流れるように穏やかなので、その美メロに身を任せるのも気持ち良い。




やっぱり、変にきれいごとを歌われるよりも
今向き合うべき現実を見せられる方が、前に進まなきゃな、って気にもなる。
この曲は恐らくずーっとコンスタントにリピートしていく類の曲だと思います。自分の中で。
突き詰めればもっと残酷な事実を歌っている歌だと思うんだけど
それは実際に聴いて紐解いて欲しい、って気持ちを込めて敢えて。




お兄ちゃんのことなんかぜんぜん好きじゃないんだからねっ!!第2話「ツインテール、兄妹を襲撃」感想

2011-01-16 01:25:02 | アニメ





土浦さん(本気で)恐ろしすぎ・・・・。





今回も冒頭からスク水ニーソで攻め、ってどんだけマニアックなのよ(笑)。
「イッちゃった?」ってストレート過ぎだっつうの。
でも、まあ、実際・・・そうだったんでしょうね。


今回の話を観る限り、修輔はかなりのド変態のようですね。って先週からか。
AGE探検隊だとか
お医者さんごっことか・・・色々と酷いな(笑)。
 自分的には先週の放送だと無類のスケベだからこそ妹の攻撃にタジタジになってるのか、
って印象だったんですが
今回で奈緒自身の事が好き、っていうのがハッキリと伝わって来ました。
要は・・・相思相愛?状態なのか。
とはいえ兄のが一応良識は全然ある感じかな。スケベ本もある意味その捌け口だったのかもしれない。
一歩間違えれば、本当行くとこまで行っちゃうよね、これ。


で、その妹の奈緒なんですが
今回も酷い・・・(笑)。のに、何故か可愛く見えてしまうのは自分だけか?
予想通りキャラデザもすっかり見慣れて、今では奈緒可愛いな、って普通に思います。
なんかこの子観てると明るい気分になれるのよね。
声も元気いっぱいで気持ち良い!

とはいえ、たて笛と本屋のシーンはどうしたものだろう?
思春期の中学男子かよ・・・。
普通女子であそこまで振り切れるものだろうか。
確かに笑ったけど、ある意味狂気じみてるよなあ。

それと、「3万分買って来ていい」って。実の兄に向かって。
あんなん周りの人不思議がるっつーの。
その年で3万ポンと出せるってどこの桐乃だよ(笑)。いやあ本当に賛否両論上等、って感じ。


そんな微笑ましい(?)兄妹関係に思いっきり水を差す新キャラ、土浦さん。
最初の印象こそ清楚で頼れる女の子、って感じでしたが
実際は修輔のストーカーだった、という。
奈緒が二人いる・・・と思ったのは私だけではないはず。

ただ、奈緒と違うのは子供の時のエロネタだったり、奈緒への恋愛感情の事をネタに
修輔をゆすってきた、という。
要は独り占め。
AGE脱退や奈緒を急に意識しなくなったのは彼女のプレッシャーからなんでしょうか。
もうプライベートを完全にお知りになってるようで・・・。
ここら辺は「面白い」、っていうより「恐い」、でした。
何気にホラーアニメでもあったのか。
 っていうか完全にヒール役? まあ土浦さんと付き合った方が一番無難な選択肢だとは思う。
少なくともAGE探検隊とか義理でも妹よりは。

次週は、完璧に彼女の手の中で踊らされている修輔、を奈緒がどうにかする話かな?
直接対決が観られそうで楽しみです。
ある意味恐くもあるけど(笑)。
今期のハードコア枠ですな。





しっかしどこからどう観てもインモラルなアニメだよなあ・・・。
「これの話よ」
「左でするんだっけ」
「ガチでハッスル」
ちょっと思い出しただけでも危ないワードが沢山。
その中で修輔の「童○野郎ども」に関しては、お前が言うなとツッコミを捧げたい(笑)。
 今週は土浦さんに色々と間接的に押さえ込まれていた奈緒だったんで
次週での挽回も期待したいですね。

あと、直接キスと間接キスのシンクロには思わず笑った。