超進化アンチテーゼ

悲しい夜の向こう側へ

Rio RainbowGate! 第2話「ゲートホルダー」 感想

2011-01-11 23:55:38 | アニメ




あっ、これB級っていうより少年漫画の作りに近いわ。今週の「Rio」の感想。





さて、先週はミントの危機・・・っていうかぬいぐるみの危機を救ったリオですが
今週はいきなりリオに憧れている後輩の面倒を見るハメになります。
声が福井さんなので個人的に「七人のナナ」思い出すわい。
 それはともかく、まあとって付けた様なドジっ子っぷり・・・と思いきや
ここまでドジだと逆に腹が立ってくるくらいですね(笑)。
って思ってたら、リオみたいに幸運も分け与えたりして。
ま、今はダメダメだけど素質はあるって事なんでしょうう。リオとしては先が思いやられる、
っていうか面倒な事ばっか押し付けられていて若干可哀相。
もっと強気なキャラってイメージだったけど
意外に不幸体質なのかな?

そんなロシアから来たというアーニャ。金髪ツインテ、衣装も中々良く今後に期待ですね。


それはそれとして、今週から投入されたトピックとして
先週のような悪役退治ではなく、どうやら少年誌ど真ん中の対決モノにシフトしていくみたい。
協会から指定された「ゲート」というディーラーとして名誉ある資格。
それを持つ者を「ゲートホルダー」というらしく、この世界に13枚配られてるらしい。
その総てを手にした者が最強ディーラーの称号を受ける、と。
 うん、分かりやすくていいですね。
それでいてアニメっぽい題材。キャラが違ければ夕方アニメとかでもOKなのでは。

(ちなみにリオはゲートを元々持っていた訳でなく、譲り受けていたんだとか。目標とする人物もいるらしい)


今回の対決相手は、向こうからやって来まして。
やはりリオの存在って有名なんだな~っておさらいしつつ、
そいつが観てるこっちが引くくらいの強烈なナルシスト。名をエルヴィス、と言う。
ファンクラブの女の子と一緒に行動してるんですが
どう考えてもお金目当て・・・
なのにも関わらず勘違いのバカっぷりを披露。調子に乗ってアーニャにまで。
この時彼女お決まりのドジで彼が指を怪我してバンソーコーを巻いてもらうんですが、これが後々の複線に。


いよいよやってきた対決の時。
リオは元々好戦的ではないけれど、オーナーに持ち上げられて勝負を決意。
したら超キワどい水着着せられて嫌な感じに。
まあ・・・もう学習しようよって話ですが(笑)。
相手のエルヴィスもエルヴィスで調子に乗って脱いでるし。男の乳○とか要らねぇ・・・・。
 順番を選ぶときに僕を選ぶのはナシだぜ、とか
その自信が観てるこっちをイラつかせます。
リオの「違う意味でクラクラする・・・」は思わず笑ってしまった。ここら辺の会話好きだ。

肝心の勝負は、これまたハッタリを最大限に利用した見応えのあるもの。
見応え、っていうか珍しさが売り?
少なくともこんなのは見たことないね。
個人的には「焼きたて!!ジャぱん」を観てる感覚に近いかな。初期の。

勝負の決め手となったのは、先のアーニャのドジによる指の怪我。
バンソーコーの所為で乱れちゃったんですね。
何気にアーニャ登場した甲斐あったんだなあ。
この構成は上手いかも。

完敗したエルヴィスは女の子たちに捨てられ、海岸に一人ぼっち・・・なんか酷くないか(笑)。
でもこれでゲートも2枚。
最終回までに13枚集まるのかな?一気に何枚も集まる展開もありそうですけど。




いずれにせよ、これでハッタリバトル中心って展開は定まりましたね。
元々少年誌のハッタリ漫画好きな自分にとっては、この世界観は結構好み。複線も出てきたしね。
感想も出来るだけ書いていきたいと思います。

それと個人的に好きな「けんぷファー」と似てる感じもするかも。主役同じだし。そこもまた良いですね。
何気に面白かった。




椿屋四重奏 解散に寄せて

2011-01-11 21:52:34 | 音楽





まあ・・・ある意味不可解ではあるんですが
結成10周年って区切りだと丁度良くもあるのかな?
 ただ個人的に納得がいってるか/いってないかっていうと
確実にいってはいないですよね。
だってまだまだ伸び代あるし。あると思うし。それ実感してたし。


バンドの状況的には正直上がり調子だったと思うんです。
以前よりも、大きくはないけどチャートアクションは起こせてたし
ドラマのタイアップも二つ頂いちゃって。
ツアーやれば動員増えて、中野サンプラザも売り切れ。他の会場も結構詰まってたのでは?
野音とか柏は少なくともね。
 元々アリーナクラスの会場でライブを~とか、この音楽性で売れるって目標があっただけに
本当に志半ばなんだな、とか思わざるを得ないし
時期的にもここかな?って率直に思うんだけど、まあこればっかりは仕方ないですよね。
夢のあるバンドだっただけに
もっともっと夢を見せて欲しかったけど。ってこういう言い方はクサいですか。
ともかく個人的には至極残念です。
楽曲の出来も以前よりも上がっていってる印象だったんだけど。

初めて椿屋を聴いたのも今の時期で、NHK-FM「ミュージックスクエア」からでした。
新年スペシャルで掛かってて
名前も碌に知らなかったので「何これ?」って感じで
後日千葉のタワレコまで買いに行って。
同時にランクヘッドのCDも買ってたなー、って事を思い出しつつ。
 あからさまに昭和歌謡の世界観。
でも音は最先端のロックでね。
一つの衝撃ですよね。彼らみたいなバンドは他にいなかったと思うし。
個人的な憶測だけど同系統のNICOとかFoZZtoneも少なからず影響を受けたのでは?
彼らもまた昭和歌謡の要素を感じさせる歌い方だもんね。
まあ、新鮮な感覚ですよ。

そこから1枚出すごとにバンドのイメージが変わるんですよね。
ハードになったりソフトになったり冷ややかな感じになったり。
個人的な印象だけど
多分同じベクトルの作品は一枚も作ってないと思う。一つ完成させたら次、みたいな。
でも根底にある和の世界観は変わってなくて。
下から上を見上げるような反骨精神もそのままで。
 近年の作品は余計な拘りがなくなってたみたいで今までの作品と比べても自由だった。
その中に今までの椿屋も存在してた感じ。
「red blues」とか「CRAZY ABOUT YOU」とかは当初目指していたイメージと近かったのでは?
勿論代表曲「恋わずらい」は一つの完成形だろうけど。
そういう実験的な要素・・・色々やってるなー、ってのをいつか一つにまとめてドン!みたいな
そんなアルバムが出るのかなともうっすら思ってたんだけど
実際に徐々にスケールが大きくなるのも感じてたんだけど
それでもここで終わりなんですよね。
 いやはや「ロスト・チルドレン」絶対次のアルバムに入れて欲しい、とか
今見たらちょっと滑稽ですよね。
せいぜい数年後のベスト?とか。うーん色々もったいない気もするけど。


公式のメッセージみたら更に深読みしてしまう事が結構あるんだけど
なんとなくスパルタローカルズが解散した時の事を思い出す、だとか。あくまでなんとなく、ね。
中学生の時から聴いてたゆらゆら帝国
高校生の時周りで流行ってた(っぽい)BEAT CRUSADERS、
そしてインディーデビューの頃から聴き続けている椿屋四重奏の解散。
どのバンドもオリジナル性の高いバンドなだけに寂しさも相応ですね。
微妙に虚脱感もあるけれど。

さて・・・今取り合えず思うことは、次の音楽活動に期待、という事ですよ。
でも椿屋の記事は多分これからもちょくちょく書くことになると思いますよ。
まだ初期のアルバムにはあんまり触れてないし。
忘れるには勿体なさ過ぎるしね。


そういえば、昨日ツアーの事思い出して「ジャーニー」聴いてたんですよ。今聴くにはピッタリでしたね。
本当にピッタリだよね。うん。



じょしらく2巻/原作 久米田康治 漫画 ヤス

2011-01-11 19:02:58 | 漫画(新作)




必然的に更新が多くなります。お付き合い頂ければ。

まず「じょしらく」の2巻を読みました。その感想を。




2巻はですね・・・特に変わりはないですね(笑)。
あんま書くこともないなってくらい普通に面白い。
 ただ普通に面白くていいのか、ってのもありつつ
そもそものコンセプトが差し障りの無い会話を~ってものなので
その意味では有言実行というか何と言うか。
これはこれで正しいんだと思います。
久米田康治の考えた萌え漫画・・・結構じゃないですか? 末まで付き合わさせて貰いますよ。

キャラ的な話をすると
やっぱり一番目立つ、っていうか普通に好き(笑)なのはマリーかな。
だって他の4人は腹黒かったり陰湿だったりするんだもの。
そりゃ必然的にマリーが一番になりますわな・・・と言いつつ
扉絵を見てるとキグちゃんもキグちゃんで良いなあ、とも思う。江戸ザイルの時の微妙な表情がいい。
 眼鏡の子は暴力キャラで、くくるはそのまんまの根暗キャラ。
テトラだけ普通っぽいな、と思ったら厄除けキャラでしたか。一番美味しい所持って行く、っていう。
それはそれで・・・ある意味「黒」いな(笑)。


特に大きな笑いがあるわけでもなく
こりゃすげえと思う部分がある訳でもないんですが
暇つぶしとかに気軽に読んでサクッと笑える漫画。ピリリと効く毒もありつつ。
 そもそも同じような作品書いても意味無いんで
作画担当の質を活かしたこの方向性は中々に成功してるかな、と。この調子でまたよろしく頼む。




これはゾンビですか? 第1話「はい、魔装少女です」 感想

2011-01-11 02:58:22 | アニメ




ふむ・・・思ったより面白かったですね。「これはゾンビですか?」の感想です。





冒頭、結構に悟った感じで一人語りが展開されていったんで
オシャレな雰囲気もあるのかなと思ったんですけど
いきなり主人公トラックに跳ねられて、その上吹っ飛んで全裸に、
「あ、俺ゾンビっス」って・・・。完全に騙されたがな。


そもそもなんで主人公が死んだかっていうと
どこぞの顔も知らぬ誰かに殺されたから、らしい。その殺人犯を追うのが一つの目的。
 で、その主人公を蘇らせてゾンビにしてくれた・・・って言い方で正しいのか?
ともかく主人公を今のような体質にしたのが同居人のユー。
初めから同居設定とは中々にやり手ですな。
(このユーの真の目的も気になる所です)

そんな主人公は、夜な夜な町を徘徊して、今も活動している殺人犯を探している。
墓場に来ると落ち着くらしい。
自分の家よりも。
だろうねえ・・・と思いつつ、そこに新たな美少女が。
 まあ例の如く?ハーレム要素もあるらしいですから同居って流れになる訳ですけど
そこに至るまでの流れが面白かったですね。
人によってはナシなんだろうけど、チェーンソーで思いっきり引き裂かれる部分は
思わず声に出して笑ってしまった。
何気にコメディセンスあるな。
 真っ二つになってもベラベラと話し続ける歩くんは確かにキモかった・・・。
冒頭のトラックギャグの効果は大きかったですね。
あれでギャグキャラって掴めましたから。


そんなこんなで、ゾンビである歩とネクロマンサーのユーに加えて、新たな美少女ハルナ加わる。
1話の時点で二人もか・・・と思いつつ事情が事情なだけに
羨ましいか?と問われるとどうも。
そんなハルナは所謂魔法少女系の人物で、試験の最中に主人公と遭遇
主人公の影響で魔法力がなくなった、という訳でここに泊めてくれと。
どうやら歩にもそれなりに秘められた力があるらしい?

それは後日、形になり
放課後一人で教室に残っていた歩を見知らぬバケものが襲って来て。
ザリガニ系の化け物です。
平凡な日常の裏で、幾つもの怪異がひしめいてる世界・・・って訳ですね。
 そこに退治目的で現れた魔装少女ハルナ。
けど先の件で思ったように力が出せずに悪戦苦闘、そこを歩が庇う。・・・ま、ゾンビですからね(笑)

歩は単なるゾンビ、ではなく
人間時にはセーブしている力が如何なく開放される、って事で
通常の人間よりも力も体力も高く、おまけに吸い取った魔法力もある。
 という訳でハルナの代わりに戦う事になった歩。ハルナによって魔法の力も付けて貰う・・・
んですけど何故か女装仕様で。
そこに意味はあるのか?って思うけど
やっぱり衣装は大事なんでしょうね。
そんなこんなで不必要なパンチラを混ぜながら怪物撃破。

ただでさえゾンビっていう変態的な体質なのに、加えてその様子を見られて女装趣味のレッテルまで。
これは主人公の不幸っぷりを楽しむ物語なのかな(笑)。
個人的には結構楽しめたかな。





思ったのは、主人公のキャラが良いな、って事ですね。
こういう格好付けた感じの奴が、実は変態的なキャラだったっていう。
まあその変態は歩の所為ではないんですけどね(笑)。
声が間島さん、って事で
この時間帯のチバテレビは「とらドラ!」を思い出さずにはいられないですね・・・。
なんせ前番組が「ドラゴンクライシス!」だもの。
りゅうじ~りゅうじ~って呼びかけてるのに切なさを感じたら、次の番組でりゅうじがいるっていうね。
いや・・・色々と違うか(笑)。

なんにせよはっちゃけたコメディだけど、冷静な部分もあって自分的に中々だなと。
ヒロインの可愛さも追求してくれるとありがたい。
1話の時点でどっちもある程度可愛いけど、もっと掘り下げられると思うから。