アンティマキのいいかげん田舎暮らし

アンティマキは、愛知県北東部の山里にある、草木染めと焼き菓子の工房です。スローライフの忙しい日々を綴ります。

8月のどんぐり工房草木染め講習会おわりました。

2018-08-27 19:42:52 | 草木染め
  きのうは夏休み最後の日曜日。暑さがぶり返したような上天気の一日でしたが、時折吹く風は秋らしいさわやかさでした。大きなオニヤンマ(だとおもいます)が工房の中に飛んできてびっくり。あんな大きなトンボ、たぶん始めてみたと思います。

   さて、今月の染めはインド藍。藍の粉を湯で溶いておき、ソーダ灰のはいった水に入れます。それから還元剤のハイドロサルファイトを少しずつ投入。液の中が緑色っぽくなったら準備完了です。

季節がいいと、表面にキラキラができるのが早い気がします。

   白いTシャツを着てこられた参加者。藍の液が飛んでしみができました。そういうことなら、とその辺にあった木切れをスタンプ代わりにして模様付け。なかなかかわいいシャツが即席で出来上がりました。

   初めのころ液に入れた布ほど紺色に近い色に。いつもの草木染め同様、布の素材や織り方によっても、色合いが異なってきます。

   常連の参加者が持ってきてくださったキハダ。はいで間がないものだそうです。チップではなくて、こんな立派な状態の皮は初めてみました。名前の通り、「黄肌」です。

   黄緑色になったのは、キハダと藍をかけた布。キハダだけでかなりはっきりした黄色になったので、藍を入れたらあざやかな青緑か緑になるだろうと思ったら、さほどではありませでした。ちょっとがっかり。

   水玉の模様は洗濯ばさみで作ったもの。美しいスカーフが仕上がりました。

   さて、どんぐり工房の染め講習会、来月は17日(月曜日・祝日)、10月は14日(日曜日)、11月は25日(日曜日)に開きます。しばらく変則的な開催となりますが、秋の染めを楽しみにぜひ、お越しください。お問い合わせ、お申し込みはどんぐり工房のHPをごらんください。
   
 

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