いのしし くん。

政治、経済から音楽全般の評論
ultimate one in the cos-mos

テレビの休業。 a closed TV

2020-05-16 20:14:36 | 日記
 (1)テレビ欄のおびただしい番組表をみてもニュース、報道を除いて見たいものがまるでない。メディアはこれが文化で教養と言っているつもりなのか、程が知れるというものだ。
 新型ウイルス感染流行拡大を受けて感染阻止の3「密」をひかえることから、撮影を自粛している影響でNHKは大河、朝ドラの放送休止を発表した。

 (2)ほかにもレギュラー番組が再放送に切り替えられて、テレビは再放送ばやりだ。NHKは再放送ばかりでこれで受信料が取れるのかという言い分もしたくなるが、昨今の新型ウイルス感染拡大のテレビ事情だ。

 国民の知る権利でニュース、報道番組提供の必然性はあるから、放送、報道業界には休業要請はないがNHKはメインの大河、朝ドラの放送休止、再放送切り替えで休業状態ということもできる。

 (3)週休2日制が定着してテレビも新聞もない(現在は新聞はサイクルで休刊がある)「1日」があってもいいと書いたが、郵便配達も土日休業が実現する。これが公平で平等社会の基盤というもので、社会、国民生活は新型ウイルス感染影響でなくてもたまにはステイ・ホームでテレビもない新聞もない電車も動かない(食生活は維持しなければならないが)原始的な生活を経験、過ごすのもたまには悪くないと書いた。

 (4)緊急事態宣言が39県で解除されて経済活動、学校授業再開の動きも出てきた中でのNHKの大河、朝ドラの放送休止というサイクルのズレだ。文化、芸術関係者からは新型ウイルス感染流行拡大を受けての外出、移動、行動自粛で文化、芸術、教養の衰退を訴えるメッセージ、アピールがみられた。

 休業による利益減少は深刻でどこも同じだが、文化、芸術、教養は支援策も脆弱(ぜいじゃく)で不公正、不公平性はある。

 (5)文化、芸術、教養を支えるのは「つくり手」よりは「受け手」の国民、見る側、読む側、聞く側の支持、理解、感動、同化であり、国民がいる限りは廃れるものではない。

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