まだむ日記

マダムの日常生活と大好きな旅行の日記です。

メロエの遺跡

2009-02-02 | 日常
 1000年にわたって栄えた古代クシュ王国の首都メロエの遺跡は

砂漠の中に点在するピラミット群である。

メロエ地区は 鉄鉱石の産地でありアフリカ大陸で初めて鉄を溶解して

貿易の産物としたところである。

だから この地で産出する石は鉄分を多く含んでいるため非常に硬い。

その石を切り出して造られた神殿やピラミットであるから風化せず 

今に至ってきれいな形で残っている所以である。

かっては このピラミットに石灰が塗られ彩色されていたとか・・・

さぞや美しかっただろうと 古に想いを馳せる。

砂漠に黒っぽい遺跡群や鋭角のピラミットは整然としており美しい遺跡である。

エジプトのピラミットは傾斜が52~53度であるが 

スーダンのピラミットは65度から70度近くありとんがった形のピラミットである。