ベナレスはヒンドゥー教の聖地であり
ガンジス川は彼等にとっては切っても切れない聖なる川である。
夜はその川沿いで行われるプジャなるものの見学である。
ホテルの前からリキシャ1台に2人ずつ乗って出発である。
自転車の後ろに人力車が付いており バングラデッシュでも乗ったが
ここら辺の国では非常に多い乗り物である。
座る所は板そのまま、座り心地はいまいち? いや全く良くない。
スプリングも何も無いからガタガタするのがもろにお尻にひびく。
何しろ街中はオート三輪、リキシャだらけ、前後左右ビッシリ、もの凄い数である。
リキシャ同士こすれたりぶつかったり・・・ヒヤヒヤである。
路面がデコボコのところにきて リキシャは勿論、人を避けたり、車を避けたり、
時には牛や羊も避けたりの運転?である。
お尻は痛いが 振り落とされては大変と
支え棒を足で踏ん張って、手はホロの支柱を握りしめているから
足は痺れて痛くなってくるし、肩は凝ってくるし全身カチカチ状態
そんな状態で 40~50分乗るわけである。
我々のリキシャは やせ細った男性(細い人ばかりであるが)が力強くこいでいる。
彼等にとっては 生活のために大切な仕事、日本なら差し詰め 個人タクシー である。
まして観光客となれば チップがあるから上客である。
インドの人には慣れた乗り物であるが 我々には辛い物があった。
いやはや と~んでもなく長~~~い時間に感じたリキシャの乗り心地であった。
お陰で 写真を撮る余裕など全くなし。