今晩のホテルは ブルースカイ・ホリディロッジ、
ステキな名前である。
名前からして 立派なホテルを想像するが・・・
これが何と 回りを見回しても何も無い土漠に10室位が連なった長い建物がポツンと
電気は自家発電、水は地下水を汲み上げて・・・。
別棟に食堂が・・・恰好良く言えば オープンレストラン(小屋?)
料理は同行のコックさんが炭を熾し料理するのである。(燃料は必ず炭を使う)
食材は勿論 皿、カップ、ホーク、ナイフ等食器類は全て持参している物を使用(備え付けの物は無い)
つい先日オープンしたロッジとかであるが ボーイどころか経営者もいない。
鍵は何処から借りたの??
食事で~す! の声に懐中電灯で足元を照らしながら食堂へ
床は土を固めただけの凸凹 テーブル、椅子の座りが悪くカタカタして
ひっくり返りそうになり おっとっと・・・である。
この日のメインは魚のフライ この魚ナイル川に生息する ナイルパーチ と言う魚である。
白身のあっさりしたなかなか美味しい魚である。
この魚 日本のスーパーでナイルパーチと表示して売っているとか
スーパーへは全く行かないからお目にかかったことはないが
日本はこんな所からも魚を仕入れているとは 驚きである。
ロッジは新築で小ぎれい、 バスタブもシャワーもあるが お湯は出ない、
バスタブの中に正座して持参した洗面器に水を汲み 水浴びをしたが
夜は涼しい、水は冷たい、悲鳴を上げながらの行水であった。
枕元に懐中電灯を置き 窓の外からの自家発電のうるさい音を聞きながら眠りについた。