間もなくこの国はお正月である。(イスラム暦)
お正月はどの家でも羊を1匹買い各家庭で捌いて食べる。
田舎の羊飼い達がこの時の為に育てた羊を町のあっちこっちで売っている。
お客は沢山の羊の中から品定めをして買って行くのである。
ここの羊は尻尾が太くて長~い、初めて見る羊である。
モンゴルの羊も尻尾がとても太いが短い(20cm位) ここの羊は太くて引きずるくらい長いのだ。
モンゴルの羊は尻尾の中身は白い脂ばかりである。
モンゴルでは茹でた尻尾の脂をスライスして牛乳茶に入れる。 これが大変美味しい。
ここスーダンの羊の尻尾は?? 聞くのを忘れた。
遅いランチは途中の小さな町で食べたが 屋根か木陰が無ければ暑くてたまらない。
レストランとてなく日陰のある場所だけ借りて・・・
用意してきたと思われる 鶏肉、クフタ(ミートボール)魚等が出た。
主食であるパンは必ず出る。直径15cm位の丸いパン これがなかなか美味しい。
ハエがわんさかいるが 誰もそんな事は気にせずパクパク モグモグである。
日本の生活の中では1匹のハエに大騒ぎするが
ここはスーダン 郷に入っては郷に従え・・・である。