
街路樹などについている白いガムのようなものはロウムシが出したロウ物質だ
この中に虫が隠れている
口に当たる針のような管を植物に突き刺して栄養を摂るカメムシの仲間だ
広食性で様々な樹木や針葉樹 ヨモギなどの草類にも寄生する
虫をつぶすと真っ赤な体液が出る
ロウムシの仲間の汁をコチニールといい カンパリソーダなどの食用色素や口紅の色素に使われる
ツノロウムシはカメムシの仲間でカタカイガラムシ科
大きさは6mmほどだった
不思議なことにオスは見つかっておらずメスだけで単為生殖しているらしい
いろんな街路樹などで見られるが 手つかずの自然の中では見られないため数の多さが都市化の指標とされている
この虫が沢山居るのは 自然の環境にほど遠いということ
知らないとはいえ飲んだり唇に塗ったりしてたんだ
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