もう間もなく芽吹きそうなタラノキ
素敵なネックレスのような葉痕を見つけた
葉痕はほぼ枝を3/4周している
30個ほどもある点々は維管束痕 葉のある時の養分水分の通り道だったところ
ウコギ科の落葉低木又は高木 普通はほとんど分枝せず4mほどだが、時に10mにもなることがある
樹皮や枝には鋭い棘がある
葉は互生で枝先に集まって付く 70cm程にもなる大きな2回羽状複葉
花は雌雄同株で8月に 幹の先端に40cmもの大きな複散形花序を出し 淡緑白色の小さな花を多数つける
果実は液果 3mmの球形で9月に黒く熟す
芽吹いた若芽がタラノメで春の山菜の王者
但し山菜取りが盛んになり、芽が伸びるたびに摘まれ株が枯死してしまうことが多い
1回だけの収穫なら又芽が出るが2回取られると危ない
若芽は6cm程になったら取り 天ぷら 湯がいておひたし胡麻和えに 刻んでタラ飯 焚火で焼いて味噌を付けてタラノメ田楽 味覚は人様々春を堪能できる
幹皮 根皮を秋に採取し刻んで日干しにしたものを煎じて飲むと胃腸や糖尿病に良い
秋に実を取り果実酒にすると滋養強壮 食欲増進効果ある
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