フクジュソウが日を浴びて群生していた
かって日本で自生しているフクジュソウは1種だと思われていたが、最近4種に分かれている事が分かった
フクジュソウ ミチノクフクジュソウ キタミフクジュソウ シコクフクジュソウの4種
本州で見られるのはフクジュソウとミチノクフクジュソウの2種
ミチノクフクジュソウは萼片が花弁の1/2~2/3と短い
キンポウゲ科の高さ20cm程の多年草
根茎は黒褐色で太く多数のひげ根を束生する
茎は太く直立する
葉は長柄があり3~4回羽状に細裂する
3~4月 枝先に1~数個の花を上向きに付ける
福寿草とお目出度い名なので正月に出回るが、これはハウス栽培のもの
花は4cm程で花弁は10~20個 花弁を使って陽の光を花の中心に集め、その熱で虫を誘引していると言われている
夏前には地上部は枯れてしまう典型的なスプリングエフェメラル
全草有毒 特に根や根茎に強心配糖体のシマリンを多く含む
強心薬と早合点して煎じて飲むと心臓マヒを起こす
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