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カルミア

2015-05-29 | 樹木 草花


カルミアの面白い花が咲いていた
蕾は金平糖のような形だが 開くとお椀型の花が枝にビッシリと付く
あまり花の生りが良いので ほっておくと翌年には少なくなってしまい一年おきに多く咲くようになってしまう 秋から冬の間に蕾を半分位摘蕾すると毎年ほどほどに咲くそうだ
面白いのは花の中 雌しべは中央に1個だが 雄しべが先端の葯を花びらの中にめり込ませている
雄しべを触るとピンと跳ねあがって花粉が飛び散る

ツツジ科の常緑低木 5m程の大きさになる
カルミア属は7種あり そのうちのラティフォリア種を園芸ではカルミアと呼んでいる
名前はアメリカの植物を収集したベール・カルムに因んでいる

北アメリカ原産で1915年に東京市長尾崎行雄がアメリカに贈ったサクラのお返しに 300本のハナミズキと共に贈られてきたのが最初で 戦後になって徐々に普及し始めた 今ではあちこちで良く見かける


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