トリからキノコ 自然見て歩き

足の向くまま気の向くまま トリからキノコまで
自然の中が心地よい

トウテイラン

2022-10-15 | 樹木 草花

 

花の色が中国の有名な湖、洞庭湖の水の色のように美しいというので付けられた名前
絶滅危惧Ⅱ類(vu)

ゴマノハグサ科の海岸に生える多年草
江戸時代には観賞用に植えられていた
高さ50cm程で、白い綿毛に覆われ全体に白っぽく見える

葉は対生し、長さ7cm程の倒披針形でほとんど柄は無い
花は9月頃に咲き、茎の先に穂のような総状花序を出し、青紫の小さな花を密につける
花は花序の下から順々に咲きあがる
花冠は0.5~1cmで、中部まで4裂し、裂片は広く開く
雄しべ2個と細長い花柱は花冠の外に突き出ている

蒴果は4mmの卵球形で上部はやや凹む
中には円柱状の小さな種子が多数入っている
コメント
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