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トベラの実が裂けて赤い種子がぶら下がった
枝や葉に臭気があり、節分に鬼除けとして扉にさしたことから、扉の木からトベラに転訛した
トベラ科の海岸に生える常緑低木~小高木 普通は高さ3mほど
日本で自生するトベラ科はトベラ1属のみ
葉は互生し、葉身は7㎝程の倒卵形~長倒卵形 先は丸く基部はくさび型で葉柄に流れる 縁は全縁でしばしば裏側に巻いている
花は4~6月 雌雄別株で本年枝の先に集散花序をだし、香りのよい2㎝程の白い花を多数つける
果実は蒴果 1.5㎝程の球形 12月ころ灰褐色に熟すと3裂して粘った赤い種子を出す
粘液質にまみれて美味しそうなので鳥が食べる。ところが柔らかく食べられるのは表面の赤い仮種子のみで、栄養価はほぼゼロ 鳥も騙される
花(5月のもの)
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