花が終わって出来るそう果の先に、花柱が伸びて白くて長い毛が密生する この花柱を仙人のヒゲに見立てて仙人草という
キンポウゲ科の日当たりの良い所に生える、つる性の半低木で多年草
茎はよく分枝して広がり、曲がりくねった葉柄で他の木や草に絡みつく
葉は対生し、3~7個の小葉からなる奇数羽状複葉
夏の終わりごろから秋にかけて、葉腋から円錐花序を出し、白い花を多数つける
花は2cmほどで、上向きに咲く
白い花弁のように見えるのは萼片で、4個あり十字型に開く
そう果は7mmほどの扁平な卵形で、花の後3cm程に伸びた白くて長い毛のある花柱が残る
牛も馬も食べないと言う毒草
皮膚に触れると発疱を起こす成分が入っている
また扁桃炎の薬としての効果がある
生の葉を良くもんで、手首の内側に張りガーゼを当てて包帯をしておく
一昼夜も経つと軽い痛みを感じるが、その頃になると扁桃炎の痛みが取れる
センニンソウは取り除き、その部分が発疱して赤くなっているので温水で洗う