小穂が球状に集まった花穂をマツカサに見立てたマツカサススキに似ていて 小型でほっそりしているのでコマツカサススキ
カヤツリグサ科の日当たりの良い湿地に生える多年草
カヤツリグサ科は日本には26属約500種があり 単子葉類の中ではイネ科ラン科に次ぐ大きな科
花期は8~10月 10~20個の6mm程の小穂が球状に集まって花穂を作る
花穂は茎の先に数個 葉腋に1~2個と多くはない
鱗片(小花基部の鱗片状の小苞)は狭卵形で幅1mmほど
果実は倒卵形で長さ1.4mmほど
刺針状花被片(刺針状に退化した花被片)は5~6本で果実より長い