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トリからキノコ 自然見て歩き

足の向くまま気の向くまま トリからキノコまで
自然の中が心地よい

ウラギンシジミ

2024-04-12 | 虫類


雌雄共に裏の翅が銀白色のチョウ
表翅は茶褐色で、オスは橙赤色でメスは白色の斑がある
翅を開いた大きさで4cm程のシジミチョウの仲間

常緑樹の葉裏で成虫越冬して、4月から11月まで見られる
樹林地や樹林の多い公園や人家周辺で見られる
春~初夏は食草のフジ類が多い渓流沿いの樹林や公園などで発生し、
秋には主にクズを食草にするので、林縁部や河川堤防、都市部の荒地などで広く見られる

日中、樹上や林縁を活発に飛び、しばしば地上にも降りる
花にはほとんど来ないで、腐果や獣糞などで吸汁するほか、湿った地上で吸水もする

幼虫は2cm程の尾部に突起を備える特異な姿のワラジ型イモムシ
突起は第8節背面に1対あり、刺激を受けると上部からブラシ状の突起を出す
食草はクズ、フジ、ハリエンジュなどマメ科植物の蕾、花、果実、幼葉
体色は緑色~赤紫色まで変異がある

ツマキチョウ

2024-04-11 | 虫類


表は白色で、中央部に黒斑があり、オスは前翅の頂が黄色で、メスは白い
後翅の裏には緑色の雲状の模様がある

見られる時期は短く4月の前後で、その間に卵を生み幼虫になり、5月から長い間蛹になって冬を越す
平地から低山の林縁部や河原などの草地、都市部の公園や農地にもいる
日中、低い所を翅を小刻みに動かしながら直線的に飛ぶ
タンポポ類、ムラサキケマンなど各種の花を訪れる
黄色、白色、紫色の花に良く集まる

食草はタネツケバナ、イヌガラシ、ショカツサイなどアブラナ科植物
幼虫は25mm程の緑色のイモムシ
背面は青白緑色で、気門下線に向かって白くなる

ヒゲナガサシガメ幼虫

2024-03-21 | 虫類

 

葉裏にヒゲナガサシガメの幼虫が居た
平地から山地の樹上で生活している
カメムシの仲間(カメムシ目)サシガメ科の昆虫

幼虫で越冬して、成虫は5~10月に見られる
幼虫は背中に、赤い斑がありスマートでとても綺麗
触角が糸状に長い
大きさは1cm程
食べ物は
他の昆虫の体液を吸う

成虫は、体は暗赤褐色で、胸の後半中央部~小看板、脚は黄色で鮮やかな色彩のサシガメ
食べ物は幼虫と一緒
大きさは15mm

ホソヒラタアブ

2024-03-20 | 虫類


小さくて綺麗な模様のホソヒラタアブが、早々とお目見え
名前の通り、細くて平たい体つきをしている
アブの仲間は、みな黄色などの綺麗な縞模様をしているが、毒針を持っているハチの擬態と言われる

成虫で越冬する
3~10月に見られるが、暖かい日は冬でも見ることがある
幼虫はウジ虫型で、草花の上でくらし、アブラムシやカイガラムシを捕食する
成虫は花の蜜や花粉を食べる

飛ぶのが上手く、空中停止しながら器用に飛ぶ
花によく来る身近なハナアブ
季節によって腹部の斑紋が変わる
大きさは1cm程


ツチイナゴ

2024-03-19 | 虫類


越冬中のツチイナゴが顔を出した
土のような色の大型のバッタで、淡褐色のものと暗褐色のものが居る
大きさは♂4cm、♀4.7cmほど

成虫で越冬して、4月から11月までみられる
大型のバッタとしては、国内で唯一成虫で越冬する

若い幼虫は緑色で、黒く小さな斑点が多い
10月頃成虫になりそのまま草の茂みなどで越冬し、翌年の春から活動する

丈の高い草の間に住み、地面にはあまり下りない
クズなど色々な植物の葉を食べる
シャキシャキシャキと良く鳴く

キタテハ

2024-03-18 | 虫類


冬眠から目覚めたのだろう、キタテハがヒラヒラとハチジョウキブシにやってきた

成虫で越冬して、3月から11月まで見られる
主に平地から低山地のカナムグラの生える草地に居る
日中草地上を低く穏やかに飛翔して、葉上によく止まる
ヒメジョオンやオカトラノオなど各種の花や、樹液、腐果などにも集まる

食草はカナムグラ
幼虫は、暗褐色の地色に黄褐色の刺状突起があり、各節に黄褐色の不連続な条と横線があるイモムシで大きさは3cm程
カナムグラなどの葉裏を内側にした巣を作る

キタキチョウ

2024-02-26 | 虫類


ヒラヒラもの第2段は、キタキチョウ
昔は黄色い蝶はキチョウだったが、今ではキタキチョウ、ミナミキチョウに分類されている

シロチョウ科のチョウで、この科には約40種が知られ、本州~九州に約20種が居る
4cm程の大きさで、翅色は白色や黄色系のものが多い

キタキチョウ:
平地から山地の樹林の周辺や草地など食草の生える幅広い環境に居る
都市部の公園などでも良く見られる
日中、林縁部や草地上を穏やかに飛翔し、ハギ類やアザミ類など各種の花を訪れる
オスは湿った場所や河原などで好んで吸水し、時に集団も見られ獣糞にも集まる

食草は、メドハギ、ミヤギノハギなどのハギ類、ネムノキ、ハリエンジュなどのマメ科植物
幼虫は緑色の3cm程のイモムシ
ネムノキなどの葉脈や葉柄に沿うように潜んでいる

キタテハ

2024-02-25 | 虫類


数日前の暖かい日にキタテハがヒラヒラしていた
その年の最初に出会うチョウはキタテハの事が多い

成虫で越冬して3月頃から現れる
主に平地~低山地のカナムグラがよく生えている草地
人家、公園、荒地、林縁などの明るい草地で良く見る
日中、草地上を低く穏やかに飛翔し、葉上によく止まる
ヒメジョオン、オカトラノオなど各種の花を訪れ、樹液や腐果にも集まる

食草はカナムグラ、カラハナソウ(クワ科)、ホソバイラクサ(イラクサ科)など
幼虫は荒地のカナムグラなどに生息し、葉裏を内側にした巣を作る

ウスキホシテントウ

2024-02-03 | 虫類


ケヤキの樹皮を剥いだら、ウスキホシテントウが冬眠中
テントウムシの仲間は集団で越冬するものが多い
成虫、幼虫共に肉食のものが多いが、葉を食べる植物食の種や菌類を食べる種もいる

テントウムシ(テントウムシ科)は、日本では180種ほどいて、半数は5mm以下の小ささ
漢字では「天道虫」と書き、太陽に向かって飛んでゆくことから、「太陽神の天道」が由来とされ縁起の良い虫とされている

ウスキホシテントウは、上翅会合線沿いに淡黄色~黄色の紋が3対並んでいる
大きさは4mmと小さいテントウムシ
餌はアブラムシ


ヤニサシガメ

2024-02-02 | 虫類


松の木に巻いてあった薦巻きをちょっと剥がしてみたら、ヤニサシガメが居た

体表面にヤニのような物質をまとっているサシガメ
脚に結束状のふくらみがある
カメムシの仲間で、サシガメ科の昆虫

成虫で越冬して、5~11月にかけて見られる
主にアカマツ、クロマツに生息してしている
小型昆虫を捕食している
大きさは15mmほど

ミノムシ

2024-02-01 | 虫類


最近は見ることの少なくなったミノムシが居た
ミノムシはミノガの幼虫で、これはオオミノガらしい
幼虫で越冬し、成虫は6~7月に見られる

少なくなった原因の一つが、中国からやってきた寄生バエ・ヤドリバエに寄生されたことである
寄生の仕方は巧妙で、ミノの中の幼虫が時々頭を出して周りの葉を食べて成長するが、その葉に卵をうえつけて食べさせてしまう
卵は幼虫の体の中で孵化して、中から食べ尽くしてしまう

ミノの中の幼虫がオスだったときは、蛾らしい姿になって飛び出してゆく
メスの場合、羽化したメスには翅も脚もなく、ミノの中で一生を過ごす
オスがフェロモンを頼りにメスを探し交尾し、メスは腹いっぱいの卵を産んでほぼ頭と皮だけの体になって終える



ウラギンシジミ

2024-01-06 | 虫類


ウラギンシジミのメス固体が陽だまりに止まっていた
暖かい日が続くので出てきたらしい

成虫は常緑樹の葉裏で越冬する
小型のチョウで大きさは2cm程
表翅は茶褐色で中央部に、オスは橙赤色、メスは白っぽい斑紋がある
裏は一様に銀白色をしている

平地から低山地の樹林地、樹林の多い公園や人家周辺に居る
日中、樹上や林縁を活発に飛び、地上にもよく降りる
花にはほとんど訪れないで、腐果や獣糞などで吸汁する

食草は、クズ、フジ、ハリエンジュなどマメ科
幼虫は2cm程で、色は緑色~赤紫色まで変異がある
尾部に突起を備える特異な姿のワラジ型イモムシ
刺激するとこのブラシ状の突起を伸ばす

クロテンフユシャク

2024-01-05 | 虫類


黒い点が見えるフユシャクが居た
2本の筋もあるので、クロテンフユシャクらしい
大きさは3cmほどあった

シャクガの仲間(シャクガ科)で、冬に現れるのでフユシャクと言われる
シャクガは、幼虫が腹の足が幾つか退化しているため、人が2本の指で長さを図るような歩き方をするので尺取虫と呼ばれる
シャクガの仲間は日本では600種以上いる大きな一群

成虫は年1回発生し、11~3月まで見られる
出会ったのはオスで、メスは翅が完全になくなって幹などを這っている
幼虫はコナラ、クヌギなどを食べる




ツヤアオカメムシ

2023-12-31 | 虫類

今年最後のお客様・ツヤアオカメムシが部屋にやってきた
体長は15mm程で、光沢の強い緑色、暗色の小さな点刻がある
前胸背側の角はほとんど突出しないで、全体に丸みを帯びて見える

成虫で越冬し、4~11月にかけて見られる
明かりに飛来するので、部屋の明かりに誘われてやって来たのかもしれない
12月とは言え今年は暖かいので、まだ越冬態勢になっていないのかも・・

キリ、スギ、クワなどの樹上で生活し、年によって多発生する
ミカン、カキ、ナシ、ウメ、モモなどの果実を吸収加害する

今日は大晦日、今年もお出で頂きありがとうございます
良いお年をお迎えください

クロスジホソサジヨコバイ

2023-12-19 | 虫類

寒くなって来ると良く見られる、綺麗な色をしたクロスジホソサジヨコバイ

背中に黒い筋があって、細い匙のような体型、赤い色が有るものと無いのもが居る

前翅の翅端部に黒い紋があり、目のように見える

マエムキダマシと言われ、大事な頭や顔を守っているらしい

大きさは5mm程

 

成虫で越冬して、見られるのは10~12月と、翌年1~3月

冬場はヤツデの葉裏で良く見つかる

春から秋までは分散して見つけ難い

暖かい時期には木の上の方に居て、寒くなると下りて来るという話もある

シラカシ、ツブラジイ、ヒサカキ、ハンノキ、シロダモなどの樹木の汁を好む