音楽は、一方で、平和への祈りを込めて作られ、他方、兵隊を鼓舞するためにも使われます。
講師のシャンソン歌手長谷川智子さんは、車座懇談会で、1週間後が「フランス革命」のあった7月14日だという話から、戦争や、貧しさに想い、悩む人々の暮らしから、作られた歌のエピソードを話してくださいました。
ワルツは、戦争には合わないと本で読んだ記憶があります。
勇ましい行進曲2拍子は軍靴の足音を思い出させます。
長谷川智子さんは、この3拍子と2拍子の話についても、触れられました。
(私も大好きな)高校野球の行進曲は、その時の流行歌が選ばれますが、ワルツは歩きにくくて選ばれないでしょう(笑)。
流行歌は、歌える幸せ・聴ける幸せを想えば、平和の象徴ですが、ある時代、あるメッセージを大衆に贈る(送る)ことも可能だと言うことで、扇動的な部分も持ち合わせていると言うことだと思います。
日本の音楽が、明治以降の、ヨーロッパの音楽の影響を深く受けているという話も
大変に興味深くうかがいました。
明治以前の音楽は、どこへ行ってしまったのでしょう。