備えよ常に! 備えあれば憂いなし
2023年12月に、大手格付け会社の中國の
中国の信用格付けの見通しが[安定的]から
[ネガティブ]に引き下げられた。
財政見通しに対するリスクが高まっている
ことが理由で、不動産開発企業の不良債権
処理を地方政府に圧しつけたまま放置して
いることが大きい。
中國国有企業が抱える過剰債務問題も深刻な
事態に在り、早急に過剰債務処理に向けた
中央政府の財政支援などが求められているが
習近平は極度に国の資金投入を嫌い、事態の
深刻化は増すばかり。
中央・地方政府の明示的な債務が24年には、
国内総生産(GDP)比61.3%と、23年の56.1%
から5ポイントも増加すると予想されている。
19年の38.5%と比較すれば、ここ2年間で
大幅な悪化となる。
一般政府財政赤字については、2024年に
GDP比7.1%と、23年の5.8%から上昇の予測。
24年の中国成長率については4.5%として、
23年の5.2%から鈍化すると予想。
ある格付け会社は、23年12月に中国の経済
成長率が24年と25年にそれぞれ4%、26〜
30年には年平均3.8%に鈍化すると予測。
人口動態の変化など構造的な要因で、30年
までには潜在成長率が3.5%程度に低下すると
分析しており、中国の格付けは、この先も
引下げの一途だとの見方が共有される事態に。
備えよ常に! 備えあれば憂いなし
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