備えよ常に! 備えあれば憂いなし
東京と生活消費物価が大差がない北京市や
上海市には、主として所持金にゆとりがない
高齢者向けに、国が支援をしている国営の
飲食店があり、安価で料理を提供している。
ところが、最近では若い高所得会社員が
長蛇の列に並ぶ光景を目にすること多いという。
10~15人民元(約210~317円)で、満腹になる
ほどの料理が皿一杯に出てくるという。
彼らは決して手元にお金が乏しいのではなく、
日々の生活費を超節約して、少しでも貯蓄に
回そうとしているのだという。
ゆとりのある中流層までが、超格安消費へと
走っており、人口の2割を占める概ね25歳から
40歳ぐらいのZ世代が、この中心だという。
習近平は、2035年までに中国を中進国の所得
水準まで成長させると目標を掲げているが、
成長を引っ張る中心となるZ世代がこれでは
目標達成には程遠い話だ。
他方で、中国栄養学会の調査では、平日に
毎日朝食をとることができない国民が18・4%を
占め、週末は29・7%にも達するという。
中国では、2024年の5月12~18日は全国国民
栄養週間と位置付けられて、栄養を取って
健康増進に努めるように運動を行った。
調査では、朝食に穀物やイモ類をとる割合は
89・4%と高く、乳製品、マメ類、野菜、
果物類をとる割合は50%未満と低く、栄養面の
アンバランスが目立ち、朝食を簡便にする
傾向が非常に高いことが判る。
備えよ常に! 備えあれば憂いなし
健康と安心のメタボへの備えは?
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