大黒さん

つれづれに、道行く人のながれを眺めている土塀のうえの大黒さん

受動喫煙対策 飲食店は原則禁止

2018年04月26日 | Weblog
備えよ常に! 備えあれば憂いなし



        



2020年の東京五輪に備えて、欧米に少しでも

近づければと受動喫煙対策を事業者らに義務

付ける健康増進法改正案の成立に向けた

努力が続けられている。

改正案では、飲食店は原則禁煙とし違反者には

罰則もある。

禁煙場所で喫煙し、行政の指導や命令に従わ

ない悪質な違反者には30万円以下の過料、

喫煙場所に適切な標識を掲示しなかったり、

灰皿などを撤去しなかったりした施設管理者

への罰則は50万円以下となっている。

加熱式たばこも、今後の普及に備えて規制

対象に加える方針。

当初、欧米並みに飲食店では全面禁止を

目指したはずが、一部議員の強い反対を受けて

結局は、例外を設けてザル法に。

学校や病院などでも、敷地内全面禁煙の方針

だったはずが、屋外に喫煙所を設ければOKと

現在と大きく変わることはない。

また、飲食店も屋内に喫煙室を設置すれば

喫煙可能で、個人または資本金5千万円以下の

中小企業が経営する客席面積100m2以下の

既存店は、「喫煙可能」などと標識を掲示すれば

喫煙が可能となる。

資本金が5000万円を超える飲食店や商店は

いったいどれだけ存在するというのか。

厚労省は、例外となる店舗は55%に上ると

するが、庶民の出入りする範囲内では90%

以上が例外対象になるだろう。

要するに、実感としては現状と変わらないと

いうことだ。

「に次喫煙」のみならず「三次喫煙」の潜在的

リスクが問題化されている時代に、受動喫煙に

対する認識の時代遅れの甚だしいが際立つ。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし」です。

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