大黒さん

つれづれに、道行く人のながれを眺めている土塀のうえの大黒さん

OECD統計で韓国の高齢者の貧困率46%

2018年04月09日 | Weblog
備えよ常に! 備えあれば憂いなし


        



経済協力開発機構(OECD)の調査で、2015年

現在で韓国の65歳以上の高齢者のうち貧困者の

割合を示す貧困率が46%であり、加盟国中の

トップだったことが明らかにされた。

かねてから、韓国での高齢者の貧困率の高さが

取上げられていたが46%もの高率とされた

ことは初めてのこと。

この数値は高齢者の半数近くが貧困層に該当

することにななり、OECD加盟国の平均の

12・5%の3・5倍を超え、メキシコの25・6%など

相対的に福祉制度の発達が遅れている加盟国と

比較しても極端に高い数値だ。

韓国では、将来の老後生活に備えて、早くから

不動産投資をし、家賃などの不動産収入を

目論む資産運用が一般化している。

安定的な不動産収入や子供などから仕送りで

不自由なく生活を送っている老人も、所得

だけを基準にして評価するOECDの基準では、

貧困に分類されることになる。

保健社会研究院が3月に発表した高齢者貧困

指標に関する研究報告では、安定性を備え

所得がないか少なく、また不動産収入などの

資産収入がない高齢者の実質的な貧困率は

21%と発表している。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし」です。

健康と安心のメタボへの備えは?