大黒さん

つれづれに、道行く人のながれを眺めている土塀のうえの大黒さん

中國 米国産大豆に追加関税 物価上昇も

2018年04月17日 | Weblog
備えよ常に! 備えあれば憂いなし


        



中国は4月4日、米の追加関税措置に対抗し、

米国産大豆や小麦、牛肉など106品目に25%の

追加関税を課すると発表した。

一部の専門家は、中国当局が最強の「切り札」で

ある大豆を切ったのは得策ではないと指摘。

飼料産業関係者は、中国畜産業の米国産大豆

への需要が非常に高いため、報復措置の影響で、

最終的に中国豚肉をはじめとする物価全体の

上昇を招く可能性を備えていると指摘した。

2017年の中国の大豆輸入量は約1億トンで、

うちブラジル産が約53%を占め、米国産は

約34%の3300万トンだった。

国以外からは、約1700万トンにとどまる。

また、中国国内での生産量は、1400万トンに

過ぎず、専ら国内向けの「遺伝子組み換えで

ない」食用と、外貨稼ぎ目的の日本向けなどに

備えたものだ。

注目すべきは、現在、中国の畜産業界は世界の

大豆取引量の60%を消費しており、中国畜産

業は米国産大豆への依存度が非常に高いことだ。

同じく飼料として利用されるトウモロコシは、

年間消費量の2送トンを超える在庫を抱えて

いるが、タンパク質の含有量が低く、養豚業

向けに必要な条件を備えていないため、大豆に

依存せざるを得ない事情があるという。

豚肉の生産コストの55%が飼料代だとされ、

豚肉なしでは過ごされない中国人にとって、

豚肉価格の上昇は国民の不満を煽り、社会

問題に直結する。

大豆供給の逼迫で、主要食材の豚肉価格が

上昇し、物価全体を押し上げると懸念される。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし」です。

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